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名探偵のままでいて 宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ
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名探偵のままでいて 宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ

小西マサテル(著者)

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名探偵のままでいて 宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 宝島社
発売年月日 2024/04/03
JAN 9784299052988

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名探偵のままでいて

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商品レビュー

3.7

270件のお客様レビュー

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2026/08/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

名探偵役の主人公の祖父はレビー小体型認知症を患っているが、孫娘である楓の相談に応じて謎を説き明かす安樂椅子探偵ものである。 この病気の特徴的な症状として、実際にはないものが見える「幻視」があるということで、この祖父は"見てきたような話"ではなく"見えている話"としてまるでその事件現場に居合わせたかのように事件の真相を語るところが斬新であった。 他人の話を聞いただけで何故そこまでわかるのか?という気がしないでもなかったが、話の筋は通っている。 基本的に自宅で話を聞くだけで事件を解決するため、荒事には巻き込まれないのであるが、楓が被害に遭っているストーカー事件が過去のある事件とつながりがあったということで、最後は楓に対するストーカーとの対決モードとなって緊張感が走る展開には驚いた。

Posted by ブクログ

2026/08/09

1話目を読んだ時はストーリーも謎解きもそれほど…と思ったのですが、話数を追うごとに出てくる人物たちの解像度が上がり、おもしろさが増していく本でした!仕込まれたエピソードが後々効いてくるので、もう一度頭から読み直したい。特に岩田先生が最初のイメージからどんどん変わっていくので、私的...

1話目を読んだ時はストーリーも謎解きもそれほど…と思ったのですが、話数を追うごとに出てくる人物たちの解像度が上がり、おもしろさが増していく本でした!仕込まれたエピソードが後々効いてくるので、もう一度頭から読み直したい。特に岩田先生が最初のイメージからどんどん変わっていくので、私的には岩田先生を推したいが、さて主人公は?

Posted by ブクログ

2026/08/08

小学校教師の孫娘楓と元校長の祖父、そして、楓と同僚教師の岩田、岩田の後輩の四季の3人、それぞれの関係が見事に描かれていて、上質のミステリーになっていることに感激した。 認知症のおじいちゃんが名探偵なんて今まで読んだこともない。それも幻視や記憶障害といった症状が現れるレビー小体型認...

小学校教師の孫娘楓と元校長の祖父、そして、楓と同僚教師の岩田、岩田の後輩の四季の3人、それぞれの関係が見事に描かれていて、上質のミステリーになっていることに感激した。 認知症のおじいちゃんが名探偵なんて今まで読んだこともない。それも幻視や記憶障害といった症状が現れるレビー小体型認知症を自分が自覚したまま知性がしっかりとしていて、幻視が結びついた物語(推理)を紡ぎ出す。 こんな安楽椅子探偵のミステリーを考え出す作者は本当にミステリーや物語が好きだということがよくわかる。密室殺人、人間消失、『11人いる!』ではなく『33人いる!』、『幻の女』といった題材での連作には、楓と祖父の謎解きを軸として、岩田や四季とのミステリー談義などが散りばめられ、海外ミステリーからコミック、ハリーポッター、古畑任三郎といった様々な物語が話題に上がっているのがたまらない。 連作集でありながら最後には楓と祖父の過去の事件を解決する結末が用意され、随所にあったこれまでの伏線も回収される構成が一つの物語になって、清々しい読後感を味わうことができて楽しかった。そして、楓と岩田と四季の三角関係が気になって、続巻の「名探偵じゃなくても」「名探偵にさよならを」も読みたくなった。 現在TVで放送中なので、一緒に楽しみながら読み進めるのがお勧め。

Posted by ブクログ

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