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- 1205-02-13
保存修復の世界 絵画をみる、絵画をなおす みんなの研究
定価 ¥1,760
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 偕成社 |
| 発売年月日 | 2024/04/01 |
| JAN | 9784036364107 |
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保存修復の世界
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保存修復の世界
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商品レビュー
4.1
8件のお客様レビュー
以前美術館で海風に晒されてサビに塗れている作品を見て「この状態で放置していていいのか?」と疑問に思ったのを思い出した。私が見たその作品が意図的にその状態になっているのかは定かではないけど、必ずしも元に戻したり、元の状態をキープしたりすることが正解ではないという話が目から鱗だった。...
以前美術館で海風に晒されてサビに塗れている作品を見て「この状態で放置していていいのか?」と疑問に思ったのを思い出した。私が見たその作品が意図的にその状態になっているのかは定かではないけど、必ずしも元に戻したり、元の状態をキープしたりすることが正解ではないという話が目から鱗だった。面白かった。次美術館に行くときにはまた違う見方ができそう。
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絵画の保存・修復と言って、どのような方法で行われているか、基礎知識が備わっている人は果たしてどのくらいいるのだろうか。 自分はもちろん知らない…。 という訳で手に取った作品がこちら。 今自分の中で美術作品への知識ブームがきているので、本当に楽しく読めた。 そういった前提がなくと...
絵画の保存・修復と言って、どのような方法で行われているか、基礎知識が備わっている人は果たしてどのくらいいるのだろうか。 自分はもちろん知らない…。 という訳で手に取った作品がこちら。 今自分の中で美術作品への知識ブームがきているので、本当に楽しく読めた。 そういった前提がなくとも子ども向けに大きめの字で書かれ、実際の絵画写真もふんだんに掲載された本書は、読む人のハードルを下げてくれる。 最初は、著者が保存修復家になるまでの道のりを記している。 興味があることに対し熱心に調べる姿勢は、読んでいてパワーを貰うと共に圧倒される。 途中驚いたのだが、保存修復に化学の知識が要るのか! よく考えてみれば、そりゃそうだ。 絵画修復に当たり、この材料を使うことによって起こる化学反応等を事前に予想しておかないと、貴重な作品が失われるかもしれない。 知ると知らないとでは大違いだ。 様々な知識の複合で保存修復がなされているのだなぁ、と頭が下がる。 著者に対し、全体を通して物事に対する解像度の高さが窺える。 なんて豊かな表現をする人なんだろう。 それだけ美術作品を愛した人だからだろうか。 そして知識欲が旺盛である。 自分の職業として保存修復家を考えたときに、より深くその行為を探求する心が、長らく美術の世界に身を置く姿勢に繋がったのだろう。 保存修復を行う際、自我を消すことが前提と習うがそんなこと本当にできるのかと田口氏は自問する。 自分が関わったという事実と向き合いながら、学びを深めると述べる田口氏からはプロとしての矜恃を感じる。 絵画の出来方なんて、今まで想像したことも無かった。 修復も1度すれば終わりではなく、遠い未来にまた修復する時の助けとなるように報告書を作るとのこと。 何をして何をしなかったかのプロセスは、遠い未来再修復を行う際の足がかりとなるだろう。 レンブラントの夜警に関するコラムの話は何処かで聞いた事があったような気もするが、改めて詳しく知ることが出来た。 保存修復家たちはこの絵画から、保存修復の困難さ、そして未来に活かすための反省を読み取るのだろう。 芸術作品の寿命についての考えも興味深い。 特に「死」については、自分はテセウスの船を思い浮かべる。 作者が完成させた作品に保存修復を行うことで、本当にその作品は生き返ると考えてよいのか。 手を加えた瞬間、その船はテセウスの船ではなくなるのではないのだろうか。 世の中に正解などないからこそ、議論もつきない。 著者が述べている例のように、サモトラケのニケは欠けているからこそ芸術作品として成立しているのではないかと言う意見もある。 作品がいつ生まれて、いつ死ぬのか。 それは芸術家でも鑑賞する者でもなく、神のみが決めるのだろうか。
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子ども向けの本ではあるが、大人も十分楽しめる本。芸術作品の保存修復の考え方など、目からウロコ。レンブラントの夜警が公開修復中であることや、意図的に有名作品を傷つける「エコ テロリズム」のことなど、新たな知識も得られた。更に知りたい、興味深いことが増えました。
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