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七帝柔道記(Ⅱ) 立てる我が部ぞ力あり
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2024/03/18 |
JAN | 9784041139424 |
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七帝柔道記(Ⅱ)
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商品レビュー
4.5
12件のお客様レビュー
前作の続編で楽しみにして読んだ。懐かしい青春時代を感じる物語。前作の面白さ感動には及ばなかったという感想だが、読んでよかった。好きな作家の一人。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
筆者増田氏上級生編。北大は6年連続最下位でも練習はさらに厳しくなる。怪我をしても練習は休まず打ち込むのは何のために?と思ってしまう。正に人生の全てを賭けるってこういうことかもしれない。東北大との最後の七帝戦。この一戦に向かう15人の粘りはすごかった。先輩、監督の気持ちも熱く涙が出た。最終学年は後輩へバトンを渡す年となった。悔しい気持ちもあったと思う。また涙。2024年北大は3連覇を達成。強くなっていて感動。ちょうど7月の開催シーズンに読め、暑さも熱さも肌で感じることができて良かった。
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「七帝柔道記」を読んでから10年以上経ちました。その後すっかり増田俊也のことを忘れていました。しかし彼はずっと書き続けて来たのです。無骨で理不尽で不器用で無茶苦茶で孤高で無邪気でホモソーシャルで純粋で傷だらけの「青春」を。今や鉤括弧付けないと恥ずかしい「青春」を。2011年に「木...
「七帝柔道記」を読んでから10年以上経ちました。その後すっかり増田俊也のことを忘れていました。しかし彼はずっと書き続けて来たのです。無骨で理不尽で不器用で無茶苦茶で孤高で無邪気でホモソーシャルで純粋で傷だらけの「青春」を。今や鉤括弧付けないと恥ずかしい「青春」を。2011年に「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」で出会い、その後「七帝柔道記」「北海タイムス物語」「木村政彦 外伝」と読み継いで来ました。なのに10年ぶりの不意打ちに意表をつかれ、そして涙してしまいました。この本の主人公たちが「寝技は練習量がすべてを決定する」高専柔道という異形のスポーツ(?スポーツと呼べるのか?)に魅入られ、ひたすら無茶な加重を自らに掛けていくように、著者もひたすら時間をかけて書き続けて来たのです。「七帝柔道記Ⅱ」で私=増田俊也の北大柔道部時代は終わります。しかしこの作品の中で後の総合格闘家、中井佑樹が入部してくるので、もしや…この物語続くかも?と思って著者インタビュー探したら、Ⅳまで書くと言ってます。生産性、最短距離に縛られる青春の真逆の物語、じっくり待ちます。著者の本を読んでいる時は自分にも無骨で理不尽で不器用で無茶苦茶で孤高で無邪気でホモソーシャルで純粋で傷だらけの時代があったような甘い気分になるのです。その甘さはやりきれなかった、そして取り戻すことのできない後悔の苦さと一緒なのですが…
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