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七帝柔道記(Ⅱ) 立てる我が部ぞ力あり
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2024/03/18 |
| JAN | 9784041139424 |

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七帝柔道記(Ⅱ)
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商品レビュー
4.5
15件のお客様レビュー
1巻を13年前に読み、先日3巻の発売を知り、2巻を読みました。 1巻の汗臭い、悲壮感漂う、情景がすぐに戻ってきました。そして、どうなるのか、ワクワクしながら読み終わりました。
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一気読みした もう夢中になってる 東北大の選手で知ってる方が出ていた 当時のことを思い出しました 引き込みばかりをやるのでブーイングしたなー でも衝撃的な柔道だった 井上靖の本を読んで、今は自分でも柔術を始めたのでより親近感を感じる そして登場人物のその後のリアルな人生にも...
一気読みした もう夢中になってる 東北大の選手で知ってる方が出ていた 当時のことを思い出しました 引き込みばかりをやるのでブーイングしたなー でも衝撃的な柔道だった 井上靖の本を読んで、今は自分でも柔術を始めたのでより親近感を感じる そして登場人物のその後のリアルな人生にも衝撃 すごく立派になってる!
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「本当に辞めてもいいのか。柔道だけでいいのか」 「四年間やったんでもう充分です。高校時代の夢がかないました」(480p) 「七帝柔道記」の続編が出ていた。11年ぶりだという。昨年の3月だ。 私がそれに気がついたのが、書店の店頭でもなければ、ウェブのお勧めでもないところに、こ...
「本当に辞めてもいいのか。柔道だけでいいのか」 「四年間やったんでもう充分です。高校時代の夢がかないました」(480p) 「七帝柔道記」の続編が出ていた。11年ぶりだという。昨年の3月だ。 私がそれに気がついたのが、書店の店頭でもなければ、ウェブのお勧めでもないところに、この作品の特徴が表れているのかもしれない。気がついたのは、県立図書館の棚を眺めていたとき、たまたまだった。七帝戦はオリンピック柔道とはルールが違う。マスコミに載らない。勝っても有名にはならない。就職にも有利にならない。片隅でひっそりと、この稀有の小説が完結したことを祝いたい。 井上靖が「練習量が全てを決定する」柔道を目指して「北の海」四高に行ったのは有名である。岡山には六高の伝統がある。その生き残りのような古文の先生に、高校の時接したこともある。私より一回り小さくて、初老の穏やかな痩せ男で、到底強いとは思わなかったが、私より強いはずのSが、あっという間に関節を取られていたのをみた事がある。尤も、私たち柔道部は県内でも弱小だった。それにしても、である。その高専柔道の伝統を唯一引き継ぐのが七帝戦だ。増田俊也の場合、通常の練習、前練習の後に休みなしの寝技乱取り6分12本、自由乱取り6分10本(実質は全て寝技)、その後もひたすら寝技練習、技術研究が続き、最後、腕立て伏せ500回で締める。柔道生活はそれでは終わらない。年五回の合宿、それ以上の回数の二部練習、連夜の延長練習、道警特練との乱取り、高校の重量級選手とぶつかり合いがある(二年生時。その後、もっと厳しくなる)。 乱取り一本がどれだけしんどいか、私は知っている。20年前、未だ若いと思っていた時、柔道をしている者に誘われて一度「昔とった杵柄」をした事がある。2本した時、心臓が壊れるかと思った。あと一本したら救急車ものだったかもしれない。その友だちも先日逢ったとき、練習で足を壊したか、入院したらしい。柔道練習は、トップアスリートだけではなく、ほぼ全員が地獄を一回以上は見る。 だから増田俊也が「練習量が全てを決定する」柔道を目指して、地元名大ではなく、親から離れるために北大に行ったのは彼の運命だった。あれほど練習しても、七帝戦で最下位を続けるのだ。授業にも出ずに教養部を留年し続けながら不器用に札幌で学生を生きているのが眩しい。一本のみ15人勝ち抜き戦、実質寝技だけで勝負が決まる旧帝国大学七校(北大・東北・東大・名大・京大・阪大・九大)の七帝柔道の、何処にそんな魅力があるのか。私は絶対、絶対、絶対やりたくないけど、でも魅力はわかる気がする。 柔道をするために留年を繰り返す増田俊也に、 右組左引き込みでキスの指導を受けてホントに成功させる増田や金澤に、 大食い競争で北大1番を張り合う柔道部に、 部屋にキノコが生えるのはまだ想像つくけど身体にキノコが生えてしまった松田に、 戦前のバンカラ学生のような1980年代後半の北大学生に、懐かしいような、憧れのような気持ちが起こる。 増田俊也は怪我をしても、怪我をしても、治らないうちから柔道をしようとする。七帝戦に出ることだけを目標に、大学を退学する日程さえ決めてしまう。 入退院を繰り返さなければ、増田俊也はいっぱしの柔道家になったかもしれない。また、最後の一年は道場にあまり入らなかったので、まるで下級生が突然強くなったような印象を受ける。 ともかくも、大学四年の七帝戦は因縁の東北大と死闘を繰り広げ、涙の勝利を勝ち取る。そうして、最後のページ、このレビュー最上部の総務課での会話になるのである。 小説と言いながら、総て本名で綴られた稀有の柔道小説。この3年後、北大は七帝戦で優勝をするのであるが、その立役者・中井祐樹はちらりと出てくるだけで、試合描写は遂になかった。
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