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私、産まなくていいですか 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2024/03/15 |
JAN | 9784065350669 |
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商品レビュー
3.6
12件のお客様レビュー
遺伝子をいじるのは倫理的に難しい問題ですが、夫婦が納得するのであれば良いのでは、と思います。家族の数だけ生き方があるなと思いました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【あらすじ】 鎌倉の海辺のホテルで、ウエディングプランナーとして働く美春。一つ年上の夫・朋希の40歳の誕生日に、ライカのカメラを奮発したことから二人の仲がぎくしゃくしはじめる。結婚するときに、子供はいらないと充分確認し合ったはずなのに、将来のために子供のことを考えたいと言い出したのだ。それからは母親の手術をきっかけに、不妊治療中の姉夫婦とも不仲になるなど、朋希との隔たりは一向に修復できないまま。そのあげく、二人は子どものことが原因で離婚に至るのだった……「独身夫婦」/結婚12年。夫が突然家を出ていき、義母と息子、友人カップルたちと鎌倉の古民家に同居することになり……「拡張家族」/再婚同士、43歳で結婚した花葉はどうしても二人のDNAをこの世に残したくなり、最新技術を求めて海外へ……「海外受精」──妊娠と出産をめぐって“女性の選択”を問いかける小説集! 『産みたくないことにどうして理由がなくちゃいけないんだろう?欲しくない、ただそれだけなの。欲しいことに理由はいらないのに、欲しくないことに言い訳を考えなくちゃいけないなんて理不尽だと思う』 『幸洋は空気とか水みたいな存在。ライフラインだった。そして、自分は幸洋に足りないものを持っている。欲望とそれを実現しようとする意志だ。』 【個人的な感想】 3つの物語が少しずつ繋がっていて読んでいて「あ!あの人だ!」となって楽しかった。 3つ目の物語の最後が不穏な終わり方で、個人的に好きだった。 今の私を肯定された気持ちと、数年後も同じ気持ちでいられるか、10年後にいま結婚・出産を選ばなかったことを後悔しないかを考え込んでしまう気持ち。そのどちらもが自分の中にあって、今の自分にとって必要な本だったと思う。 また数年後に読んだら違う感想を持ちそう。
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最後のページは少し心がざわついた いくら少子化とはいっても多様性が認められてきた今、子供を産む、産まないはその人の自由と思う。 まだまだ会社には平気で結婚した次は子供だねって言ってくるおじさんがいるけど、、、 3つの物語があったけど、どれも本のタイトルにちなんだものというわけ...
最後のページは少し心がざわついた いくら少子化とはいっても多様性が認められてきた今、子供を産む、産まないはその人の自由と思う。 まだまだ会社には平気で結婚した次は子供だねって言ってくるおじさんがいるけど、、、 3つの物語があったけど、どれも本のタイトルにちなんだものというわけではなかった。
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