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カワイソウ、って言ってあげよっかw
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2024/03/13 |
JAN | 9784065347133 |
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商品レビュー
3.8
41件のお客様レビュー
ぬるりと始まってズブズブと底無し沼にはまりこむ感覚。 生きづらい人たちがだんだんと本音を現す。 都合5人(とあと幾人か)の生きづらい人が描かれるが、配分の違いはあれど、どの生きづらさも現代は誰もが持っているのかもしれない。 ラストは、そうきたか! 余韻というか余波が残る作品。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読んでいって「この人が犯人かな」と思いつつ、読み進めていったけれど、犯人は意外な人物で(違う人物で)驚いた…。 「世の中は生きづらい生きづらい」と、もがいている登場人物だらけだけれど、本当に生きづらい世の中なのだろうか、? 「生きづらい」と言っているだけで自分を正当化しているだけなのではないだろうか。この本にはそれぞれ違った性格や環境を持つ登場人物が出てきて、それでも共通するものがそれぞれの「生きづらさ」に行き着く。 そんな登場人物たちが次々亡くなったり過ちを犯したり自殺したり…していき、、、 読みやすく書かれているので、夢中になって2日で読んでしまった!読書苦手な方でも比較的読みやすい方なのでオススメかも。でも後味が悪いので、そこにはお気をつけてください、、!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「この世の中が生きづらい・・・生きづらい中で必死に頑張ってる私・・・もがいてる私・・・かわいそうな私・・・」 肯定して欲しいんですか? あなたみたいに苦しい思いをしている人はたくさんいるのに、自分だけは特別って思ってるんですか? カワイソウって言ってあげましょうかw 世の中に対して生きづらいと感じている5人に焦点を当てた5編から成る小説。 各章のタイトルは下記の通り 1,「繊細さん」の生きづらさ 2,「バリキャリ」の生きづらさ 3,「専業主婦」の生きづらさ 4,「インフルエンサー」の生きづらさ 5,「生きづらさを見つめる人」の生きづらさ 自分や周りに当てはまる人はいるかもしれない。 そういう人たちに寄り添う本なのかと思いきや全然違う。 「生きづらい」って結局なんなのか? 思ったように物事が運ばないこのなのか。 本当の自分を偽って周りの期待する人物を演じることなのか。 周りの反応に敏感になってしまって本音が言えないことなのか。 みんな大なり小なり「生きづらさ」は抱えている。 だからと言って「生きづらい」ことを盾にして怠けたり動かないことの言い訳にしたって仕方ない。 その生きづらさはあなたが勝手に虫眼鏡で拡大しているだけかもしれない。 「生きづらさ」を見つめることで、他のことから目を逸らしたいだけかもしれない。 それって生きづらさを抱えた自分、それでも頑張ってる自分に酔ってるだけじゃん。 その人たちが抱えている「生きづらい原因」を取り除いても、別の生きづらい原因を見つけてまた言う。「生きづらい」と。なぜならそれが心地よいから。何かのせいにしてるのが一番楽だから。 本当に生きづらいと感じているのならごめん。 でも「生きづらい」と感じてる自分に酔ってるんだったら、カワイソウって言ってあげるよw
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