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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2024/02/26 |
JAN | 9784087718638 |
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商品レビュー
4.2
32件のお客様レビュー
他の作品も読みたくなった。 こうして人は強く優しくなっていくんだな。と。 無我夢中でなんとか生きる、生きるために稼ぐ ひたむきさが心に残った
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私はどうやら、ゆーき本さんが刺さる本に刺さるらしいです。 この本も雪さんのレビューを読んだ時、すっごい読んでみたいと思ったのですが、前半の苦しさに私は耐えられないだろうなと思い、とりあえず保留にしていました。 の筈なのに(^◇^;) ゆーき本さんのレビューを読んだ時、やっぱり...
私はどうやら、ゆーき本さんが刺さる本に刺さるらしいです。 この本も雪さんのレビューを読んだ時、すっごい読んでみたいと思ったのですが、前半の苦しさに私は耐えられないだろうなと思い、とりあえず保留にしていました。 の筈なのに(^◇^;) ゆーき本さんのレビューを読んだ時、やっぱり読む!!!と方向転換。 今日は皮膚科に朝から並びました。 一時間前に家を出て、45分くらい並んだのか!? もう並び時間が足らないっ!!!って文句言いたくなるくらい本の世界に引きずりこまれちゃってました。 で、手荒れ、足荒れで皮膚科に行ったのですが、顕微鏡で組織とって調べてもらった挙句、『老化ですね』って言われました。 (*ノω・*)テヘ 老化かーい!( ̄▽ ̄) この本をぐいっと読ませる理由は、前半の展開の早さですよね。 ページ開いてすぐに急展開。 急展開からのスタートで、続きを読まないわけにはいかなくなります。目が離せない! ゆーきさんが高評価つけてましたからね、きっと最後は報われる筈だ!って信じて読みましたよ。 半分から後は、少しヒヤヒヤしながらも、少し安心しながら読めるようになりました。 じぃーーーーんとしました。 凄く良かったです! 母親目線で読んでしまうんでしょうかね。 終始耕一くんの幸せを願いながら読みました。 とーっても良かったです! 私にはとっても刺さりました╰(*´︶`*)╯ 母親の居ない耕一郎は、働けなくなった父親に代わりに定時制高校に通いながら新聞配達やガソリンスタンドで生計を立てていた。 とある冬の日、貯めた8万円が消えていることに気付く。 その頃アルコール漬けになっていた父親が警察に保護され、引き取りに行った際、酔っ払った父親に問い質すと、父は金を使ったことを認め、さらに耕一郎の心を壊す程の破壊力を持つ言葉を吐いた。 衝動的に父を殴り、雪の中に倒れた父を放置して故郷から逃げる。。。
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めっっっさ良かった… 感情がぐちゃぐちゃになりました ぐちゃぐちゃの感情のまま 最後は主人公の耕一郎と共に涙を流していました( ノД`)。・゚ 生まれてすぐに両親は離婚し、父親に育てられた耕一郎。運送会社で真面目に働いていた父は 事故を起こし無職になってから酒に溺れるようにな...
めっっっさ良かった… 感情がぐちゃぐちゃになりました ぐちゃぐちゃの感情のまま 最後は主人公の耕一郎と共に涙を流していました( ノД`)。・゚ 生まれてすぐに両親は離婚し、父親に育てられた耕一郎。運送会社で真面目に働いていた父は 事故を起こし無職になってから酒に溺れるようになる。 耕一郎は定時制の高校に進みバイトをして生活を支え始める。しかし、働いて得たお金は父親の酒代やギャンブルに消える日々。 そんな毎日から抜け出そうとコツコツ貯めていたお金を ある日 父親のパチンコ代に使われてしまう。 そして、父親から放たれた最悪の一言…。 キレた耕一郎は夜の雪道で父親に暴行を加え 置き去りにして故郷を去る。 もう!辛い!! まだ未成年の耕一郎。 すべてを捨てて生きていくには幼すぎるし、夢も将来も捨てるには若すぎる。 「神様は乗り越えられる試練しか与えない」とか嘘でしょ!?とマザーのテレサに突っかかりたくなるほど 耕一郎のに身に次々と起こる出来事は辛いことばかり。 ホームレス、日雇労働者、 「就職して 結婚して 一姫二太郎をもうける」という普通の夢すら叶わないと悟る耕一郎。 耕一郎の誠実さとか真面目さが、耕一郎の考え方や行動からバンバン伝わってくるから余計に なぜこんな良い子がこんな目にあっているんだ!と思わずにはいられないし 「このまま身体が動かなくなるまで日雇労働で働いて、働けなくなったら路上生活に戻るだけなのだろうか」と悲観する耕一郎に胸が締め付けられます…。 だから寄せ場での”おっちゃん”との出会いから、少しづつ変わり始める耕一郎の日々に目が離せなくなって そこからは一気読みでした。 もうこれ以上に試練を与えないで!って気持ちで! そして 故郷の雪道に捨ててきた父親はどうなっているのか?! みなさんが言っていたライター。 きっとそういうことかなとは思ってはいたのですが、 耕一郎が呟いた 「あぁ……ここに来て……ここに来てコレかよ……。」 まさにこれっ!!。゚(PД`q*)゚。 耕一郎は若さを謳歌できるはずの時期を 辛い経験に費やすことになってしまったけど、その時に耕一郎と出会えた人たちは、耕一郎との出会いを大切に思っていると思う。三浦さんもA君もおっちゃんも…。 すんなりと心の整理が出来るような結末ではないかもしれません。 でも、だからこそ あの子が言っていたみたいに 「耕一郎は、絶対に幸せになる資格がある」 そうでなきゃやってられん!!
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