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お山の上のレストラン 七歳児参りのふっくらムニエル 中公文庫
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お山の上のレストラン 七歳児参りのふっくらムニエル 中公文庫

髙森美由紀(著者)

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お山の上のレストラン 七歳児参りのふっくらムニエル 中公文庫

定価 ¥814

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2024/02/22
JAN 9784122074842

お山の上のレストラン

¥495

商品レビュー

3.7

4件のお客様レビュー

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2025/02/21

 髙森美由紀さん、二冊目。『ちゃっけがいる移動図書館』が良かったなあ好きだなあと思っていたら、古本屋で目に飛び込んできたので、さして吟味せず購入。  冒頭の方を読む限り、主人公は『ちゃっけ』のときと相当違って、だいぶおめでたい感じの女の子(二十歳)である。そして第二の人物は非の打...

 髙森美由紀さん、二冊目。『ちゃっけがいる移動図書館』が良かったなあ好きだなあと思っていたら、古本屋で目に飛び込んできたので、さして吟味せず購入。  冒頭の方を読む限り、主人公は『ちゃっけ』のときと相当違って、だいぶおめでたい感じの女の子(二十歳)である。そして第二の人物は非の打ち所のないイケメンシェフである。前に読んだのとはずいぶん雰囲気が違って甘々だぞどうしよう、とはじめのうちこそ思ったものの、時折アクセントのように顔を出す苦味や酸味に惹かれて読み進めていった。中身は決して甘々ではなかった。お話の最後に出てくるジョミ入りトリュフチョコレートのようだった(ジョミって何、というのはまあ読むか調べるかしたらわかろう)。商業映画的な都合の良い展開もあるが、私にとってはそれが特にマイナスとも思われず、私はやっぱりこの本も好きだと思った。嬉しい。  登山や、生き物の命をいただくことが描かれる作品だったという点も、ここ最近の読書傾向との偶然の一致を見せ、驚いた。  ユーモアと騒がしさと品の良さが同居する筆致は『ちゃっけ』と変わらず。続編もあるようだ。きっと読むだろう。  レストランが舞台の作品なので、味見をするシーンがたくさん出てくる。こうで、こうで、こういうところが美味しい、でもこういう感じが足りない、そうだ胡椒を足そう、というような味見シーンだ。以前どこかで、料理が下手な人というのは味見をしないのだと聞いたことがある。確かに、このように、味わって分析して足りないものを見つける技術こそが、何度も実践して身につける価値のあるものなのだろう。レシピの分量を覚えることではなく。

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2024/08/02

美味しくて、面白可笑しいお話かと思っていたら、主人公の美玖やレストランに訪れる人達の山への想いが重い(ToT)でも山はイイ!(о´∀`о)

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2024/06/02

青森県南部の和久井岳をモデルにした葵岳。その登山口にあるレストランが舞台の小説。主人公の親友の愛情溢れるけど、すごく鋭いツッコミがとてもいい(笑)

Posted by ブクログ