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なぜ東大は男だらけなのか 集英社新書1203
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2024/02/16 |
| JAN | 9784087213034 |
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なぜ東大は男だらけなのか
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商品レビュー
3.8
18件のお客様レビュー
大学における男女比の不均衡を鋭く指摘した本書は、特に東京大学の現状を通じて、ジェンダー平等の重要性を訴えています。著者は、東大が男性中心の文化を持つ理由やその歴史を詳述し、女性が直面する課題を浮き彫りにします。過去の制度や価値観が現在の状況にどのように影響を与えているのかを考察し、アメリカの大学の取り組みも参考にしながら、改革の必要性を強調。読者は、今後の社会における多様性を実現するための道筋を見出すことができるでしょう。著者の経験や反省をもとに、教育機関が果たすべき役割についても深く考えさせられます。ジェンダー問題に真剣に向き合う姿勢が、未来のリーダーたちにとっての指針となることを期待させる内容です。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読了したのは1年近く前だったろうか。ずっとメモ的な感想でもいいから残したいと思っていたのにバタバタと時間が過ぎてしまった。図書室で借りた本だったのだが、本屋さんで見つけて買おうか買うまいか悩んで、結局もう一度図書室で借りてきた。気になったページはメモで残していたのでざっとした記録として。 (やっぱりそのうち本屋さんで買うような気がしている) まず、東京大学の女子入学率は約2割。2000年代以降変化はない。 著者は副学長で(東大には副学長が4人いる。林香里など)男性視点から書かれているため、冷静な分析と世界的に俯瞰的な問題提議というか課題として取り上げているのが良い。 東大(東京帝国大など過去の名称もすべて東大と表記)に女性の入学が許されたのは戦後。しかもアメリカによる男女共学化を推し進められたから。だから、東大自身が(日本の男性のお偉いさんが)女性にも教育をつけてもらおう!とか東大に女性も来てもらおう!なんて1ミクロンも考えていなかったし、やる気も皆無。むしろ反対。 男性が作り上げた組織の仕組みのなかで男性と同じくらい結果を残せるなら認めてやってもいい、くらいの意味の「平等教育」だったといっていい。 これ、今の日本の企業にも未だにあるなー。無意識に残ってるんだろうけど。 面白かったのは、日本に男女共学化を推し進めたアメリカでは、実は当時女性の大学入学は認められていなかったということ。第2次世界大戦終了後、アメリカでは公民権運動やウーマンリブの運動が積極的に行われたことで、1970年代にやっと女性の入学が認められていったとのこと。 でも、2025年の段階での日本の大学進学率の男女差は、アメリカの方がむしろすごーく伸びている。大学によっては女性の方が多いくらい。そして卒業後もバリバリ働き、昇進もしている。(アメリカ社会全体の女性の地位向上の話はちょっと置いておく) それに対して日本よ。 何が違うのだよ。 アメリカでは、貧困で親が大学に行っていない学生にも進学のアドバイスをするなど、学びたい学生が進学することをイメージしやすいように、また手段を探せるようにフォローしている。まぁ、親が大学に行ってなくても進学する子どもはいるんだけど(私の両親も大学行ってないし)、親の体験や生き方って子どもに影響を与えることは大いにある。 このあたりの日本バージョンの動きについては、「なぜ地方女子は東大を目指さないのか」川崎莉音・江森百花著(光文社)を参考に。一緒に読むと面白い。 あと、東大を卒業していった女性たちがどのような生き方をしていったかについては、「東大女子という生き方」秋山千佳著(文春新書)を参考に。
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本書は東大の男女比の偏りを構造的な問題として扱うが、入試制度自体は男女平等であり、大学にクオータ制を導入すべきという主張には違和感を覚えた。機会の平等こそ重要で、結果を操作することは本質的な改善にならないと感じる。一方で、名門サークルの人脈形成や教授採用の場では、主観的評価により...
本書は東大の男女比の偏りを構造的な問題として扱うが、入試制度自体は男女平等であり、大学にクオータ制を導入すべきという主張には違和感を覚えた。機会の平等こそ重要で、結果を操作することは本質的な改善にならないと感じる。一方で、名門サークルの人脈形成や教授採用の場では、主観的評価により女性が不利になり得る点は理解できた。ただ、読み進めるうちにより大きな問題は「性別」より「都市と地方の格差」だと強く思う。地方の教育・経済・情報格差は生まれながらに子どもの選択肢を狭めており、これを是正しない限り男女比議論だけをしても根本解決には至らない。本書の問題提起は有益だが、数合わせ的な解決策より、スタートラインの平等化こそ必要だと感じた。
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男社会、男の論理の中で少数派の女性は戦わなければならない。女性管理職登用と言われて、女性だから出世したと言われるが、これまでは、特に昭和、平成は、男性だから出世してきたのだ。あんたはどうなの?と言い返したい。男性の論理の中で戦わされてきたが、そもそも、その論理が偏っていたのでは?...
男社会、男の論理の中で少数派の女性は戦わなければならない。女性管理職登用と言われて、女性だから出世したと言われるが、これまでは、特に昭和、平成は、男性だから出世してきたのだ。あんたはどうなの?と言い返したい。男性の論理の中で戦わされてきたが、そもそも、その論理が偏っていたのでは?と、とても興味深く読んだ。
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