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ルポ 出稼ぎ日本人風俗嬢 朝日新書945
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ルポ 出稼ぎ日本人風俗嬢 朝日新書945

松岡かすみ(著者)

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ルポ 出稼ぎ日本人風俗嬢 朝日新書945

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2024/02/13
JAN 9784022952578

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ルポ 出稼ぎ日本人風俗嬢

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商品レビュー

3.3

3件のお客様レビュー

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2024/06/01

日本が相対的に経済が貧しくなっていた余波が風俗業界にまで押し寄せて、風俗業界で働く女性たちが海外へと出稼ぎに行っているのは予想はできるものの、なかなか目に触れることにできない情報である。しかし著者の当事者らへの綿密な取材を通して、こうした暗闇の部分にスポットライトが当たった本書は...

日本が相対的に経済が貧しくなっていた余波が風俗業界にまで押し寄せて、風俗業界で働く女性たちが海外へと出稼ぎに行っているのは予想はできるものの、なかなか目に触れることにできない情報である。しかし著者の当事者らへの綿密な取材を通して、こうした暗闇の部分にスポットライトが当たった本書は貴重な情報源である。 また特に最初の事例で強く言及があったもので印象的なのは、風俗店が店で働く女性たちを"モノ”化していて、自立や自律をむしろ妨げるものであること、女性たちの方もそうした環境を受け入れることを当たり前だと思うことは、まさにジャニーズ問題でを思い出す日本の根深い問題である。 またなにより日本の女性たちはまだまだジェンダー的に差別や不当な扱いが根強く(特にこうした業界ではよりかもしれないが)、自分で自分の価値をブランディングできたり、自律的に行動する女性たちにとっては海外で稼ぐことは報酬面だけでなく、肉体的、精神的にもかなり魅力的かもしれない。 一方で、本書の取材対象となった女性たちは、毒親含む家族の虐待から逃れるため、派遣社員をやる中でギリギリの生活を強いられていた、孤独からホストなどに入り浸り、結果として風俗業界の門戸を叩くことになった人たちが多い。これは本書の人たちに限らず風俗業界で働くことになった女性、あるいは男性もこうした背景を持った人たちが少なからず(あるいは大半?)かもしれない。本書を読む中で強く感じたのは、「どの業界でも海外で出稼ぎに行く時代だ」と安易に肯定するのではなく、こうした状況を生み出す日本の社会的・経済的問題に対してしっかりと向き合うことが必要だということである。

Posted by ブクログ

2024/05/12

インタビューメインのルポのため、会話口調で読みやすい。風俗業界の書籍はよく読むが、コロナ禍を経てまさかこんなことになっているとは驚いた。話し手が言うように「日本は貧しい国」ということをどこか認めたくない自分が居るが、風俗から日本を診るとより一層現実感があった。ただ、この出稼ぎ日本...

インタビューメインのルポのため、会話口調で読みやすい。風俗業界の書籍はよく読むが、コロナ禍を経てまさかこんなことになっているとは驚いた。話し手が言うように「日本は貧しい国」ということをどこか認めたくない自分が居るが、風俗から日本を診るとより一層現実感があった。ただ、この出稼ぎ日本人が増えることで希少性がなくなり、ブームは去るだろうと予測される。それを考えると彼女たちの行く末を勝手ながら憂いてしまう。

Posted by ブクログ

2024/02/29

今キャッチーな話題のものなので期待して手に取ったのですが、インタビューをただ引用したものが長く続き、著者の主張や考えがあるように思えず論旨を掴めずモヤモヤした読後感。 実際に海外出稼ぎで成功している人たちのエピソードが長すぎる。どれだけ俺通信を読まされなければならないのかという...

今キャッチーな話題のものなので期待して手に取ったのですが、インタビューをただ引用したものが長く続き、著者の主張や考えがあるように思えず論旨を掴めずモヤモヤした読後感。 実際に海外出稼ぎで成功している人たちのエピソードが長すぎる。どれだけ俺通信を読まされなければならないのかという気持ち。 p209「私はお金と引き換えに仕事をしているんじゃなくて、相手の心の苦悩を救っているんだという解釈によって、罪の意識を低くしようとしてるのでは」という諸井名誉教授の推察が的確なのではと思った。 人に身体を許すということが自分にはありえなさすぎて、仕事の選択肢として(本当に困窮した経済的な市場を除いて)考えなしにやっている人たちの思考回路が全然読めず理解できない。本当にわからない。 成功体験を語る人たちは素晴らしいブランディング力やマーケティング、戦略思考を持っている人もいるようですが、それを読むたび何故それなら他のビジネスでないのか…?と疑問が出てしまいます。 海外出稼ぎにしても、性風俗以外でも頑張ればあるはずなのに自分への初期投資や勉強を嫌って(性風俗の接客の勉強はここでは別として)楽な方に流れて稼ぐのは先々のリスクが高いのでは。なんといっても不法就労しているわけで。。 耐えて身につける、学びの期間というのをすっ飛ばしてすぐに稼ごうとするのがモヤモヤします。 またむやみやたらに生活レベルを上げてしまうと下げられず苦しむのかと思うと過度な贅沢は不健全だなと思えました。 アメリカの大学に進学した人は、性風俗が手段になっていて良いなと思ったけれど、行き当たりばったりでリスクを軽視して法を犯してる人たちはモヤモヤが拭えません。 ただ、海外出稼ぎの方がマシなのかも?と思えるくらい日本の性風俗がおかしいのかなとも思えるので問題は海外出稼ぎだけじゃないですが…。 性病が増えていることが嫌です。 著者が、仲介業者に連絡を取った時のノースキンという情報が嫌すぎたのですが。感染しませんか? 色々とっ散らかって、引用の嵐。引用もただ引用しただけで著者に主張がないため深掘りがなく紹介レベル。 p233 リスクをよく考えずに、安易な考えで出稼ぎに行こうとする女性たちが減ることを望むばかりだ。 これを読んで感想…?となって目が点になりました。 もう少し踏み込んだ内容を期待していたので残念な内容でした。 編集部からの企画提案で受けて風俗業界は門外漢との通りで扱うテーマに対して情熱がないため、中身が薄いなというのが感想です。

Posted by ブクログ

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