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罰ゲーム化する管理職 バグだらけの職場の修正法 インターナショナル新書134
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社インターナショナル/集英社 |
発売年月日 | 2024/02/07 |
JAN | 9784797681345 |
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罰ゲーム化する管理職
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罰ゲーム化する管理職
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商品レビュー
3.8
42件のお客様レビュー
タイトルがまずバズって有名になった本というイメージ。中身は、しっかりいろいろなデータが書かれていて単なるご意見本ではないところは良い。が、最終的に、どうすれば罰ゲームととらえられずに管理職になれるのか、という道標はなかったように思ってそこが残念だった。もちろん、それぞれに状況はあ...
タイトルがまずバズって有名になった本というイメージ。中身は、しっかりいろいろなデータが書かれていて単なるご意見本ではないところは良い。が、最終的に、どうすれば罰ゲームととらえられずに管理職になれるのか、という道標はなかったように思ってそこが残念だった。もちろん、それぞれに状況はあるからこそこれという断定的な結論は、出せないのはわかってはいるけども。 個人的に印象的だったのは、日本の社会では、管理職への道が勝手にみんなオプトインされる仕組み、つまり、みんなが知らない間に勝手に候補者になっている一方で、オプトアウトする時は申し出ないといけないという話。オプトアウトするのは、退職以外のことで言うと大体が女性がライフイベントに直面した時に、やれません、と言うと言うことで、本来は管理職は候補ですらなり得ない男性は、自らはオプトアウトしないから目立たないだけで女性が目立ってやる気がないと観られてしまう、と言う視点。確かにね。そういう意味では女性のライフイベントによる影響が悪目立ちすると言うのは、あるね。 それと、早期の役職定年制度への私の疑問も描かれていた。そう、能力や実績と関係なく訪れる役職定年がたとえば55歳で訪れる場合、それまでの自分のやってきたことが無駄に思える気がして、虚しく感じた。単なる年齢による制度はおかしいと思う。なので転職して良かったな。
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※このレビューにはネタバレを含みます
分析が見事。 以下、メモ。 後半の処方箋からは。。。 罰ゲーム化する管理職の実態 ・過多な仕事量 ・一般社員と賃金がそんなに変わらない ・日本の管理職はジョブスキルが実は磨かれず、市場価値が下がる ・派遣社員やアルバイトなど多様化する職場を管理するのは大変 ・管理職はハラスメントに怯える ・現場管理職の権限が少なすぎる。上が意見をはさみすぎる、入れ子構造になっている。 背景 ・日本ではジョブ型の採用でないため、入社から時間をかけて幹部登用が検討され、最終的に「会社」が管理職を選ぶ。一方欧米では、空いているポストに「自分」から申し込む。 ・日本特有の役職ローテーションがある。ジョブが育ってない ・出口においても、役職定年という「年齢」で仕事が切られる実態がある。 ・家庭を支えるのは男の自分というマッチョ思考 複雑化、無限ループ化する要因 ・経営幹部を始め、末端まで浸透する「筋トレ思考」 結果 ・世界でも日本は若者と女性が管理職になりたくない国ダントツナンバーワンになっている。 解決策 ・自分の後継者を育てるのが管理職の仕事
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給料も権限も増えずに、やることだけがアドオンされていく管理職の現状が見えてくる。根本的な対策は会社が行う施策が変わらないことには個人でどうにかすることはできないが、対症療法としては権限委譲ぐらいしか無さそう。個人でできることは積極的に動かないこと。期待水準を下げることが部下の成長...
給料も権限も増えずに、やることだけがアドオンされていく管理職の現状が見えてくる。根本的な対策は会社が行う施策が変わらないことには個人でどうにかすることはできないが、対症療法としては権限委譲ぐらいしか無さそう。個人でできることは積極的に動かないこと。期待水準を下げることが部下の成長の余白につながるのは意識しておきたい。
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