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発達障害者は〈擬態〉する 抑圧と生存戦略のカモフラージュ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 明石書店 |
発売年月日 | 2024/02/03 |
JAN | 9784750357027 |
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発達障害者は〈擬態〉する
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商品レビュー
2.3
5件のお客様レビュー
快進撃の横道誠さんによる、いろいろな発達障害当事者へのインタビュー集。テーマは「擬態」。今年の初めに外国の方が書いた同じく「発達障害者の擬態」の本を読んだのを思い出したし、少しテーマは離れるけれど、平野啓一郎さんの「分人」という考え方も思い出した。脳を中心とした人間の神経系は、コ...
快進撃の横道誠さんによる、いろいろな発達障害当事者へのインタビュー集。テーマは「擬態」。今年の初めに外国の方が書いた同じく「発達障害者の擬態」の本を読んだのを思い出したし、少しテーマは離れるけれど、平野啓一郎さんの「分人」という考え方も思い出した。脳を中心とした人間の神経系は、コンピュータのように一律ではないので、文化や社会は多数派に都合の良いように発達してきた側面がある。最近はダイバーシティとかいって、多様性にも目がむき出したけれど、まだまだポーズ、というか商売くささが感じられる。少しでも多くの人が、生きづらさを感じないで暮らせるような社会を目指すことが、今生きる自分の使命なのかな、と考えました。
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発達障害を「仮面着用(人目につく自閉スペクトラム症由来の言動を隠す)」したり「代償(欠如の穴埋め)」することをカモフラージュ(擬態)というらしい。 人は誰しもそういう事を行って普通という括りの中に入って行くのではないか。フィット感を得られず続けている人が本書の対象とされるのかもしれないが、生存戦略として別にそれはそれでいいし、仕方のないことでもあるなと感じた。誰もが食物連鎖の頂点にはいられないわけで、カメレオンやスカンクみたいな生き方をしている人がいても、それはすごく真っ当なことのように思う。 自分を守るため、生き延びていくためであるなら弱者には必要な手段だし、世間も人間もそんなに優しくないのでハード面に求めるのも限度がある。 当事者の声が限定的に取り上げられていて、それに対して筆者の個人的な感想が書かれてる少し偏った内容だった。 もう少し整理建てで、擬態するメリットやつらさ、進んでいくべき方向性みたいな所が描かれていて欲しかった。正直物足りない。
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編者も書いていたが、高学歴の人に偏りがあるのは確かに、と。ただし、当事者の歩みや感じていることを知ることには一定の意味があると思う。
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