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double~彼岸荘の殺人~ 文春文庫
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double~彼岸荘の殺人~ 文春文庫

彩坂美月(著者)

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double~彼岸荘の殺人~ 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2024/02/06
JAN 9784167921743

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商品レビュー

3.7

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2024/07/23

子どもの頃に「超能力美少女」として世間を騒がせ、ある事件以来引きこもるようになってしまった紗良を、幼馴染のひなたはずっと見守っていた。 ある日、紗良のうわさを聞き付けた富豪から幽霊屋敷の謎を解き明かして欲しいとの依頼が入る。 テレパスや予知能力者など、何人もの超能力者が呼び寄せら...

子どもの頃に「超能力美少女」として世間を騒がせ、ある事件以来引きこもるようになってしまった紗良を、幼馴染のひなたはずっと見守っていた。 ある日、紗良のうわさを聞き付けた富豪から幽霊屋敷の謎を解き明かして欲しいとの依頼が入る。 テレパスや予知能力者など、何人もの超能力者が呼び寄せられた屋敷で、惨劇が二人を待ち受ける。 超能力者の集まった幽霊屋敷で起こる事件を描いたホラー×ミステリ小説です。 クローズドサークルものではあるのですが、お約束の屋敷の外に出られないとか外部と電話が通じないとかの理由が、嵐などではなく「幽霊屋敷の怪奇現象の為」になっているのが少し珍しい所。 登場する超能力者も全て本物で、事件の証拠集めなども超能力ありきで進んだりもするので、『彼岸荘の殺人』というタイトルの印象よりはホラー寄りかもしれません。 屋敷が次々に登場人物に見せる、恐ろしい幻覚の数々も、幻想文学のようで好きでした。読者も一緒に幻惑されているような気分になります。 とはいえ、ホラーだけというわけでもなく、事件や犯人にはきちんとミステリー的なアプローチで推理を進めているのも良かったです。 ラストシーンも、寂しさもありつつ爽やかでした。 なんとなく、ほんのりシスターフッド的雰囲気も感じる。 あと、表紙の右側の女の子が、どの角度から見ても目が合う気がして卓上に置いておくと気になります(笑 *** 超能力者(霊能力者)の集まる館でのホラーミステリはこんなのも 『涜神館殺人事件』手代木正太郎 (星海社FICTIONS) ※面白いけどエログロ描写苦手な方はご注意ください。

Posted by ブクログ

2024/07/14

書評見て購入、もちろん初めての彩坂美月。 過去に不可解な自殺や死亡事故が続いた別荘を調査する目的で集められたサイキッカー達が、次々に起きる事態に翻弄されながら別荘の秘密に迫る様子を描いています。 ホラーミステリ、大分ホラー要素が強いですが(^_^;)伏線の回収は、なかなか良かった...

書評見て購入、もちろん初めての彩坂美月。 過去に不可解な自殺や死亡事故が続いた別荘を調査する目的で集められたサイキッカー達が、次々に起きる事態に翻弄されながら別荘の秘密に迫る様子を描いています。 ホラーミステリ、大分ホラー要素が強いですが(^_^;)伏線の回収は、なかなか良かったと感じます。私的に・・影山民夫「ボルネオ・ホテル」を思わせる感じでした!

Posted by ブクログ

2024/07/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ホラー?というか超常現象?系の小説を初めて読んだ。面白かった! どんな話? 簡潔に言うと、霊というか超能力、異常現象がやばい家!!の話。 超能力持ってる方と主催者でなんか家の調査に行くんですけど、あれあれ?となってく話です。 色々、話の理屈通っててすごい! ネタバレなんですが、 椅子に入って死んでたのは子供の動揺で電気分解事故死。女性投身自殺とワイン事件は、蓮の連れのあの人が社会的地位や評判を保つために、屋敷のせいにするために、ていう思いを屋敷に利用されて殺したって言う話。 その他ほとんどの現象は激ヤバ屋敷のせいだけど、ここの話は理屈通ってる気がして、はえすげえなーと思った。あと蓮の動機も、屋敷の中でしか屋敷の影響無いけど、蓮の両親は外で死んだ。つまり屋敷関係なく死んだ?いやそんなはずは無いそう考えたくは無い、で調査に行った、ていう考え方らしい。回収の仕方、理由の付け方が納得できるものになってて本当すごいと思う。 あとそういえばだけど、屋敷もなんか会社の奥さんが?なんか幽閉されて悪い思いが募って?それに屋敷が干渉して?で、今に繋がってるみたいな。これも一応話通ってるなすごいなーと思った。 →心霊!全部この家のせいです!!!だと思ってたから、こんなに理屈で説明してくれると思ってなかった。散々怖がらせてビビらせて、最後に解決してくれる展開、楽しかったぞ!!! 書き方うまい! 恐怖を煽るというか、意識を向けさせるというか、そういううまく集中させる文章の書き方が素敵だと思った。読みいってしまった。 ↓ 普通に結構怖かった ホラー、とかこういう系読まないので、怖かった。幽霊なの?なんなの?のよくわからんやつに一々閉じ込められて。幻覚幻聴で誘導されて。人同士も少しづつ不安でギスり始めるし。正体が分からない、閉じ込められててどうしようもない、解決法ないかも、の状況で次々訳分からんこと起きて、ドキドキでした。人間怖い系でも無いし、幽霊超こわ!系でもない。超能力や超常現象+人の思い、意思のハーフみたいな感じだと思う。面白かった。 きになったとこ ・意外と死なないのね 基本1人のとき、屋敷に知人の声や姿で話しかけられたり、変な音がしたり、電気消えたり、ドアが急にしまって閉じ込められたりするんだけど、意外と生きたまま逃げられてて、そうなんだ、となった。閉じ込められた所、温室いったとことか、絶対死んだと思ったけど生きてた。そこで死なれても困るか。だし、みんな死ぬやつよりも後味、見てる雰囲気が良くていいと思う。 ・明イライラ 違う価値観、能力の人を入れたいのは分かるけど、明がずっと不安で自分にいらいらしてて辛かった。最初の方のセクハラじじいはすぐ退場したのでいいです。 ・基本なんでもあり 屋敷の力はなんでもありです。読んでて楽しかった。

Posted by ブクログ

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