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なぜ人は自ら痛みを得ようとするのか
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なぜ人は自ら痛みを得ようとするのか

リー・カワート(著者), 瀬高真智(訳者)

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なぜ人は自ら痛みを得ようとするのか

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 原書房
発売年月日 2024/02/26
JAN 9784562073863

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商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2024/10/26

ちょっと偏っている。いや、だいぶ偏っているが、だから面白いとも言える。タイトルは堅苦しい学術書のような雰囲気もあるが、冒頭、爽やかなSMシーンから話は始まる。鞭で打たれたりとか、女王様とかのイメージのアレである。そのアレに「爽やかな」という形容が正しいかは分からない。イメージを和...

ちょっと偏っている。いや、だいぶ偏っているが、だから面白いとも言える。タイトルは堅苦しい学術書のような雰囲気もあるが、冒頭、爽やかなSMシーンから話は始まる。鞭で打たれたりとか、女王様とかのイメージのアレである。そのアレに「爽やかな」という形容が正しいかは分からない。イメージを和らげる一因とも言えるかも知れないが、著者は女性。そしてマゾヒスティックな快楽を求め、SMを肯定し、その立場で人間の「痛み」との付き合いを紐解こうとする本なのだ。 全くSMの良さが分からない。あんなものは、倒錯した男性側の目線で消費されるフィクションであり、女性は演技を売っているのだと思っていた。この本はどっぷりとその世界を紹介する。爽やかな、と書いたもう一つの理由。著者には彼氏?的パートナーがいるが、著者自身が痛みを楽しんだ後、次はあなたにしてあげるわ、と攻守交代。なんだろうか、この清々しい感じは。おかしいのは、こちら側なのか。 で、そっち目線で、なぜ人は痛みを欲するのか、と語られるから話はややこしくなる。違う、そういう痛みの良さは理解できないです私、と。でも大丈夫。素人向け?に、辛い料理の痛みとかマラソンの話とか、ソフト路線も用意されている。 ー この種の肉体を吊るすものはオーキーパが由来だ。オーキーパとは毎年夏に行われていた四日間にわたる宗教儀式で、部族の儀式のなかでも一番重要なものだった。太鼓の音とそれに合わせて踊ることを介して、部族の誕生と、彼らの聖なる起源を語る儀式だった。住居であるロッジのなかでは男たちが断食し、祈り、苦しんだ。 ボディサスペンション(検索注意)、人間がフックで吊るされるアレだ。真面目ぶったやばい本、いや、やばい奴の真面目な話、どちらでも良いが。

Posted by ブクログ

2024/06/24

痛い、暑い、辛い、苦しい その先にあるものは? 宗教的ムチ打ち、サウナ、トウガラシ大食い競争、ウルトラマラソン。人が意図的に「苦痛」を選ぶとき、それが脳内でいかにして「快楽」に変換されるのか。不合理で魅力的、健全であり危険な、限界を超える行為の仕組みを解き明かす。

Posted by ブクログ

2024/03/03

強い痛みが人によってはなぜ快楽や多幸感を引き起こすのか。 体感的には共感出来ないが内容的にはなるほどなと納得するところが多かった。

Posted by ブクログ

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