なぜ人は自ら痛みを得ようとするのか

リー・カワート(著者), 瀬高真智(訳者)

• 販売会社／発売会社: 原書房
• 発売年月日: 2024/02/26
• JAN: 9784562073863

商品レビュー

2024/06/24

痛い、暑い、辛い、苦しい　その先にあるものは？
宗教的ムチ打ち、サウナ、トウガラシ大食い競争、ウルトラマラソン。人が意図的に「苦痛」を選ぶとき、それが脳内でいかにして「快楽」に変換されるのか。不合理で魅力的、健全であり危険な、限界を超える行為の仕組みを解き明かす。

2024/03/03

強い痛みが人によってはなぜ快楽や多幸感を引き起こすのか。
体感的には共感出来ないが内容的にはなるほどなと納得するところが多かった。

2024/02/27

マゾヒスト　BDSM　苦痛を感じることを意図的に選択　バイオハッキング　エンドルフィン≒強いドラッグ　嫌な気分→いい気持ち　刺激追求型 そもそものはじまり 人体に存在する痛みの電気回路：コンテクスト・痛みの主観性　 聖者の苦しみ：トランス状態→著作権の高揚感　別世界にいる心地　 溶岩をくわえた口：痛みのあいだに見えてくる自分の内面 ものの名前：注意→行動→変化 灯りが消えるとき 社会的生物：オピオイド性メカニズム ウルトラマラソン：時間の感覚 真剣な遊びの場：信頼と同意 至福のとき 自分の行為を見つめ直す