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源氏供養 新版(下) 中公文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2024/01/23 |
| JAN | 9784122074743 |
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源氏供養 新版(下)
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商品レビュー
4.3
6件のお客様レビュー
平安時代の貴族の男女関係のあり方に関する考察がわかりやすかったです。今の感覚では、源氏物語の世界は理解できないのだと確認できました。 窯変源氏物語が読みたくなりました。
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『源氏物語』は面白い。 それに魅了される人がたくさん。 橋本さんの『窯変源氏物語』も読んでみなくちゃ。
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千年前に書かれた小説を、現代人にもわかりやすく、そして原文よりもさらに原文に忠実に伝えたいという橋本先生の思いが詰まった窯変源氏の執筆課程裏話がてんこ盛りの下巻でした。 たしかにそう言われてみれば窯変源氏は忠実な現代語訳ではないです。 ただ、読んでいて「そうそう、源氏ってこうい...
千年前に書かれた小説を、現代人にもわかりやすく、そして原文よりもさらに原文に忠実に伝えたいという橋本先生の思いが詰まった窯変源氏の執筆課程裏話がてんこ盛りの下巻でした。 たしかにそう言われてみれば窯変源氏は忠実な現代語訳ではないです。 ただ、読んでいて「そうそう、源氏ってこういう冷たさがあるよね」とか、「女君の気持ち、こっちの方がしっくりくる」と思うことが多かったです。 それは、現在人に寄せて私たちが理解を深められる工夫をしてくれていたからだったのですね・・・なんというか、感無量でした!(再読なのにすっかり忘れていた) 具体的にはどんな手法を使ったかというと、 紫式部が書こうとして書けなかった部分まで踏み込んで大胆に加筆修正したり、もっとすごいのは、現代人には読み解きにくい和歌を、意味はそのままに読みやすく修正したり、更には女が書くものではないからと式部が控えた漢詩の創作までされていたというから驚きでしょ。 橋本先生、天才過ぎる!! あとは、平安時代という時代の特殊性を前提とした物語の常識を教えてもらったのも大きな収穫でした。 どういうことかというと、この時代世の中は平和で、男たちのエネルギーには、あまりはけ口がない。 余ったエネルギーはすべて恋に向けられるという平和な時代なのです。 女たちは、御簾に囲われた神秘的なものとして存在し、それを何とか手に入れたいと男が情熱を燃やす。 でも、それを手に入れてしまったら、いづれは飽きて、他の女への愛情の芽が出てくる。 女は御簾の中でじっとしているしかないので、先の展開がないから必ず飽きられる、必ずです。 女はみんな、追われて愛されて、その先で飽きられて不幸になる。この構造しかありえない。それを前提としながら紫式部は何を考え、どんな希望や絶望のために物語を描いていったのか、それを考えるのが源氏物語を読むということなんだ、と思い知りました。 最後に。 藤壺の女御、という存在は源氏にとって最愛の人、というわけではなく、元服前に父に連れられて御簾の内側に入り込んでいたことから、天皇の臣下としてではなく子として父に愛され、父帝の愛によって藤壺とも一つになっていたという、失われた過去の輝きの象徴として藤壺を慕っていたという解釈はやっぱり一番しっくりくるなあと思いました。 もう一度言っちゃいます。橋本先生天才!
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