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不疑 葉室麟 短編傑作選 角川文庫
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不疑 葉室麟 短編傑作選 角川文庫

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不疑 葉室麟 短編傑作選 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2024/01/23
JAN 9784041138762

不疑 葉室麟 短編傑作選

¥550

商品レビュー

3.8

6件のお客様レビュー

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2024/09/12

図書館でふと見つけた1冊。 殆ど読んだ葉室さんに未読がある!? 珠玉の掌品、粒ぞろいだ。 薄い1冊ながら、中身の濃さはとてつもない。 酷暑の午後、汗を流して読みふけった。 「鬼火」沖田総司の視点から見た新選組、芹沢鴨。 改めてこの集団が「人切り無頼の集まり」だと認識を持つ。 ...

図書館でふと見つけた1冊。 殆ど読んだ葉室さんに未読がある!? 珠玉の掌品、粒ぞろいだ。 薄い1冊ながら、中身の濃さはとてつもない。 酷暑の午後、汗を流して読みふけった。 「鬼火」沖田総司の視点から見た新選組、芹沢鴨。 改めてこの集団が「人切り無頼の集まり」だと認識を持つ。 「鬼の影」赤穂浪士 大石が討ち入り前に呻吟する苦悩と心配り 「ダミアン長政」秀吉の朝鮮出兵の顛末記 黒田如水の人となりが。。 啐啄同時・・全く聞いたことのない四字熟語。その意図するところに唸った。 「魔王の星」ちょっとコミック系の題名は中身を貶める気がしないでもない 八角形の異様なフォルムを見せる安土城、信長 高山右近と蒲生忠三郎の思惑とその後が。。 ルイス・フロイスが記した記録にあるという彗星の記述って! 「女人入眼」 直木賞を貰った永井さんの作品の題にもなっている。 読んだ時、その意図するところが今一つ手触りがなかったが、葉室さんの短編を読み「実朝亡き後、京より下った襁褓将軍事四代目頼経に嫁した鞠子」は政子亡き後、喪に服し、頼経の子にも北条氏の娘が嫁いだとあり・・繋いだ女系の形で納得が行った。 「不義」まさかの中国古代史 宮城谷さんの先う品を読んでいるようで、頭がくらくらした。 葉室氏没後七年という今年、春の刊行本となるこの短編集でキラッと光っている。 晩年は、中国古代史に力を入れ始めていたとあるので夭折の無念は本人が一ではと思ってしまった。 更なる発掘を楽しみにしたい。

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2024/05/14

著者が早逝して早や7年。 しかし、いまだに初書籍化作品が読めるというのは、読者冥利に尽きる。 しかも、短編傑作選という本書は登場人物がバラエティに富んでいて、時代小説の楽しみが味わえる。 『鬼火』は、新撰組の沖田総司。 『鬼の影』は、忠臣蔵の大石内蔵助。 『ダミアン長政』は、黒田...

著者が早逝して早や7年。 しかし、いまだに初書籍化作品が読めるというのは、読者冥利に尽きる。 しかも、短編傑作選という本書は登場人物がバラエティに富んでいて、時代小説の楽しみが味わえる。 『鬼火』は、新撰組の沖田総司。 『鬼の影』は、忠臣蔵の大石内蔵助。 『ダミアン長政』は、黒田如水の息子黒田長政。 『魔王の星』は、織田信長。 『女人入眼』は、北条政子。 表題作の『不疑』は、なんと前漢中国の雋不疑。 時代も古代中国から戦国時代そして幕末へと、歴史を駆け巡るかのよう。 著者の未書籍化作品は、まだあるのだろうか。

Posted by ブクログ

2024/04/27

短編それぞれが 力強い作品。ラストの不疑は中国の漢の時代の話。葉室さんが亡くなった後に見つかった話だそう、、、

Posted by ブクログ

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