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明朝体の教室 日本で150年の歴史を持つ明朝体はどのようにデザインされているのか
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明朝体の教室 日本で150年の歴史を持つ明朝体はどのようにデザインされているのか

鳥海修(著者)

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明朝体の教室 日本で150年の歴史を持つ明朝体はどのようにデザインされているのか

定価 ¥3,520

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 Book & Design/トランスビュー
発売年月日 2024/01/10
JAN 9784909718105

明朝体の教室

¥2,750

商品レビュー

4.1

10件のお客様レビュー

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2025/01/16

[図書館] 都立図書館にて館内閲覧。 読了:2025/1/15 えっすごい…基本の漢字と、ひらがな全てについて作字の技法、注意点がめっちゃ細かく書かれている。 「な」の最後の結びのところ、 ・游明朝: 交点のすぐ下が最も太い ・筑紫明朝: 一番下が最も太い これにより、游明朝...

[図書館] 都立図書館にて館内閲覧。 読了:2025/1/15 えっすごい…基本の漢字と、ひらがな全てについて作字の技法、注意点がめっちゃ細かく書かれている。 「な」の最後の結びのところ、 ・游明朝: 交点のすぐ下が最も太い ・筑紫明朝: 一番下が最も太い これにより、游明朝は交点に少し黒みを感じる。筑紫明朝は右に傾いた印象になる。黒みを除くか傾きを除くか、その書体の考え方・特徴がこういうところに出る。

Posted by ブクログ

2024/09/25

“プロの凄さ”を思い知らされたような一冊。 専門的な解説や図解、素人にはまるで間違い探しのようにしか見えないいろいろな種類の書体デザイン。書体から受ける印象ってこんなに違うんですね。デザイン大事だわー。そしてそれを一冊の本の形にする職種の方々にも尊敬しかない。

Posted by ブクログ

2024/08/04

書体設計士の著者が明朝体フォントの作り方を解説するという、帯に「こんな本いままでなかった」と書いてある通りにマニアックな実用書。 フォントをデザインして作ることのない人には、まず役に立ちそうにない内容ではあるのだけれど、 フォントを作るのにここまで細かいところまで意識して、手作...

書体設計士の著者が明朝体フォントの作り方を解説するという、帯に「こんな本いままでなかった」と書いてある通りにマニアックな実用書。 フォントをデザインして作ることのない人には、まず役に立ちそうにない内容ではあるのだけれど、 フォントを作るのにここまで細かいところまで意識して、手作業で作られているのか、と発見のある本だった。 また、文字の歴史についてもコラム的に書かれており、そのあたりも勉強になった。 (ところで、明朝体は中国の明と関係あるのかと疑問だったのだが、明の時代の印刷用の書体が起源になっているらしい) 明朝体は2万3058文字の書体セットからなっており、その1文字1文字に錯覚や色味を加味した細かな調整がほどこされており、まさに職人による手作業で出来ているようなものだと思う。 これまで、気にもせずに使ってきたフォントだけれど、これからはタイピングするときに、そこに製作者の様々な苦労や思いがあることに思いを馳せてみたいと思う。

Posted by ブクログ