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奈落で踊れ 朝日文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
| 発売年月日 | 2024/01/10 |
| JAN | 9784022651358 |

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奈落で踊れ
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商品レビュー
4.2
11件のお客様レビュー
ブグトモの皆さんが“敦煌”を賑わせていたので、 やはりその波に乗るべく読ませていただきました。 勝手に「敦煌現場の描写」が主軸だと思い込んでいました。むしろ物語が始まるのは 1998年・大蔵省接待汚職事件の発覚後。 敦煌でどんな“おもてなし”が行われていたのか、 偏差値の高いエリ...
ブグトモの皆さんが“敦煌”を賑わせていたので、 やはりその波に乗るべく読ませていただきました。 勝手に「敦煌現場の描写」が主軸だと思い込んでいました。むしろ物語が始まるのは 1998年・大蔵省接待汚職事件の発覚後。 敦煌でどんな“おもてなし”が行われていたのか、 偏差値の高いエリート官僚様たちがどれほど歓待されていたのか―― そのあたりの生々しさをもっと読めたら、と思いました。 事件そのものは先人読者のレビューが充実しているので、私が驚いたことをひとつ。 この作品、実名の政治家が何人も登場するんですよね。 ひゅん、と背筋が冷えました。 もちろんフィクションとしての扱いですが、 当時も特に差し止めなど問題化されなかった、というのも意外でした。 そして何より“新井将敬”の名。 途端に記憶がよみがえってきます。 東大→大蔵省→政治家 絵に描いたようなエリート経歴でしたが、 選挙運動は徹底したドブ板型。 私の暮らしていた地域にも立っていて、 駅前でみかん箱に乗り、両脇に若い女性スタッフ(いま思えば女子大生?)を添えて。 「清新なイメージ」の演出なのか、今となっては逆効果のような気もします。 政治には疎く、その後の政策がどうだったかは記憶にありません。 けれど最期の自死は記憶に残っています。 “あらゆる罪を被った”という声もあったけれど、 『奈落で踊れ』を読むと、奈落そのものの政治空間で踊っていたのかもしれません。 ストーリーは容赦ない。 けれど展開は軽妙で、 中盤あたりから妙にコメディタッチになるのは、 良かったのか悪かったのか…… 読み終えてもしばらく判断がつきません。
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実際にあった出来事をモチーフにした作品で、登場する政治家などは実際の人物が出てきてノンフィクションも感じつつ読むことが出来た。本来小難しくなりそうな大蔵省をテーマにしながらも程良い重みで読むことができた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1998年の大蔵省を舞台に,汚職事件の発覚から解決までを大蔵省若手官僚の目線で描く小説。現実に1998年(平成10年)に発覚した大蔵省接待汚職事件(ノーパンしゃぶしゃぶ接待汚職)をモチーフとし,宮沢喜一・加藤紘一など実在の政治家の名前を用い,巧妙に虚構と現実が入れ混じっているため臨場感がある。官僚や政治家,ヤクザや総会屋などの世界には全く馴染みがなかったため,彼らの常識や考え方,行動原理など興味深かった。物語のラストは私としては少々物足りなく残念だった。
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