![ガザとは何か パレスチナを知るための緊急講義](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/002021/0020218705LL.jpg)
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ガザとは何か パレスチナを知るための緊急講義
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 大和書房 |
発売年月日 | 2023/12/24 |
JAN | 9784479394204 |
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ガザとは何か パレスチナを知るための緊急講義
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2023年10月7日のイスラエルによるガザ攻撃が始まったことを受けて、京都大学(10/20)と早稲田大学(10/23)で緊急に開かれた講演会の記録である。攻撃開始から間もない時期であったこと、また開始直後からこれまでのパレスチナ攻撃に比して激しい、まさに殲滅戦(ジェノサイド)と言...
2023年10月7日のイスラエルによるガザ攻撃が始まったことを受けて、京都大学(10/20)と早稲田大学(10/23)で緊急に開かれた講演会の記録である。攻撃開始から間もない時期であったこと、また開始直後からこれまでのパレスチナ攻撃に比して激しい、まさに殲滅戦(ジェノサイド)と言っても全く過言ではない事態が展開していたことなどもあって、講師の岡真理先生のお話も、わかりやすくも大変に熱を帯びたものとなっている。この本の元になった上記講演会の様子は、YouTube上にも公開されているので、今なお、この講演を聴くことができる。 私は、実はこの本を今年の年始に読んでいた。しかし、この本の内容と現実に起きていることの激しさに圧倒され、加えてガザにいる友人の現地からの声を度々聞くにつけて、私は長らく暗澹たる気持ちに覆い尽くされ、本のレビューなど書ける気持ちになれなかった。今ようやく半年ほど経ってパソコンに向かっている。 私はこの本を読み終えて、強烈に感じたのは、恥ずかしいということだった。私は大学時代に関わっていたプロジェクトで、パレスチナやイスラエルの学生や若者と知り合う機会に恵まれ、この地域の事情は少しながら知った気でいた。この20年余、関心を寄せてきたつもりでいた。だが、それにも関わらず、今回の攻撃が始まった時、真っ先に頭を過ったのは「またハマースが攻撃を仕掛けたとかで、紛争が始まったらしい。ったく、お互いやめとけばいいのに。」ということだったのである。まさに「どっちもどっち論」だったのである!パレスチナは知らないつもりではなかったのに、関心を寄せてきたつもりであったのに、結局私はマスコミの横暴かつテキトーな言説と同じ、極めて他人行儀で横暴な見方しかしてこなかったのである。何も見ていなかったに等しいだろう。そして、パレスチナのこれまでを丹念に勉強することを怠ってきたという事実も、自戒を込めて付け加えておかねばなるまい。 この本を読み終わった時、私は大きな誤りをしてきたと反省した。同時に目を開かれる思いがした。イスラエルの攻撃は、シオニズムというパレスチナを全面占領する計画に基づいた一方的な民族浄化であると知ったからである。そしてまた、パレスチナのアラブ人たちは植民地独立運動を戦っているという視点が衝撃だったからである。決して「憎しみの連鎖」「暴力の連鎖」が起こっているのではない。 パレスチナ問題が語られるとき、しばしば「複雑なパレスチナ問題」などと言われる。だが、この本を読むと本質的には決して複雑な構図はなく、案外シンプルな目的とシンプルな構図によって引き起こされていることが見えてくる。この本は過去の講演録というに留まらない、これからパレスチナのことを知る人のための手引書としても、長く読まれるべき本だと思っている。
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ガザにおいて、何が起きたか何が起こっているのか理解したい想いに駆られ手に取った。 先日、映画「関心領域」も視聴し、私の関心はホロコースト、アパルトヘイト、植民地主義に向いている。 周囲の人々が、パレスチナ解放を訴える団体を見て「思想強い」と一言で一蹴することに何か危機感を感じ...
ガザにおいて、何が起きたか何が起こっているのか理解したい想いに駆られ手に取った。 先日、映画「関心領域」も視聴し、私の関心はホロコースト、アパルトヘイト、植民地主義に向いている。 周囲の人々が、パレスチナ解放を訴える団体を見て「思想強い」と一言で一蹴することに何か危機感を感じことがきっかけである。まずは、何が起きているか理解することから始める。それだけで、団体に対する考えは変わるはずだ。 軽い気持ちで口にしてはいけない雰囲気を感じながらも、少しずつ知識を蓄え何が正義なのかを考え、対話していきたい。
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パレスチナ問題を、わかりやすく知る事ができる。 『地獄とは、人々が苦しんでいるところのことではない。人が苦しんでいるのを誰も見ようとしないところのことだ』(マンスール・アル=ハッラージュ) 私達は『地獄』に加担しない為に、まず『見る』必要がある。
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