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鉄道無常 内田百閒と宮脇俊三を読む 角川文庫

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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2023/12/22 |
JAN | 9784041137758 |
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鉄道無常 内田百閒と宮脇俊三を読む
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商品レビュー
3.7
7件のお客様レビュー
宮脇さんの『終着駅へ行ってきます』は2010年に、百閒先生の『第一阿房列車』を2013年に、それぞれ初めて読み二人のファンになった。内田・宮脇両氏の鉄道紀行文について、これほど愛と尊敬を込めた解説本はないだろう。私も尊敬する二人のことを深く知ることができて良かった。日本の鉄道の黎...
宮脇さんの『終着駅へ行ってきます』は2010年に、百閒先生の『第一阿房列車』を2013年に、それぞれ初めて読み二人のファンになった。内田・宮脇両氏の鉄道紀行文について、これほど愛と尊敬を込めた解説本はないだろう。私も尊敬する二人のことを深く知ることができて良かった。日本の鉄道の黎明期を知る百閒先生。鉄道の隆盛から、赤字ローカル線の廃止や昭和62年の国鉄分割民営化を経て衰退していく姿を経験した宮脇さん。それでも鉄道旅は楽しいし、文化としての鉄道が存続することを願う。2025年最初の読了。
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読み応えありました! いちばん意外だったのが著者が鉄道好きとは。 百閒先生は大ファン、ヒマラヤ山系さんの話題も出てきて、なんだかうれしい。 宮脇氏は知らなかったので、著書を紐解いてみたいと思って新たな楽しみも。 題名の通り、鉄道と人生とはかくもリンクしている。 この先の鉄道事...
読み応えありました! いちばん意外だったのが著者が鉄道好きとは。 百閒先生は大ファン、ヒマラヤ山系さんの話題も出てきて、なんだかうれしい。 宮脇氏は知らなかったので、著書を紐解いてみたいと思って新たな楽しみも。 題名の通り、鉄道と人生とはかくもリンクしている。 この先の鉄道事情も憂いながらも、鉄道と人のロマンを感じる本です。 文庫本の解説、梯久美子氏も秀悦、サウダージ。
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2大鉄道紀行家とされる内田百聞と宮脇俊三。この両巨頭を同時に語るのは凄いことである。「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行ってこようと思う」という内田百閒の代表作『阿房列車』や宮脇俊三のヒット作『時刻表2万キロ』を読み解きながら、読者を鉄道旅行へと誘ってくれる。東海道...
2大鉄道紀行家とされる内田百聞と宮脇俊三。この両巨頭を同時に語るのは凄いことである。「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行ってこようと思う」という内田百閒の代表作『阿房列車』や宮脇俊三のヒット作『時刻表2万キロ』を読み解きながら、読者を鉄道旅行へと誘ってくれる。東海道本線ではなくなった御殿場線の悲哀などは読んで面白かった。宮脇親子が終戦の玉音放送を米坂線の今泉駅前で聴いたというエピソードを読んで、今泉駅が米坂線の終着駅にならないことを祈りたい、そんな読後感であった。
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