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(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法 角川文庫
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(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法 角川文庫

三宅香帆(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2023/12/22
JAN 9784041128084

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商品レビュー

4

86件のお客様レビュー

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2026/02/15

◾️2023年12月初版、2025年4月第7版。感想書いている人が多い。意外と読まれている本。 ◾️名作小説を読めるようになりたい気持ちはあるがまだ読む気になれない頑固な自分に気づいた。

Posted by ブクログ

2026/02/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タイトルから関心があるテーマなので期待は高かったが、期待値通りの面白さだった。 文章読解に長けた人の読み方、考え方が提示されていて、それが正しいうんぬんというより、そういう考え方があるんだなと勉強になる本。 ざっくり前半で小説に対する基礎的な読み方、後半で個別具体的に楽しむ方法を展開する形式。 前半では、小説は自己啓発本と共通である「悩み」を扱い、著者なりの考えや向き合い方を提示する。自己啓発本と違うのは、小説は結論を示さず、そこは読者に委ねる。 また、小説のタイトルのわかりづらさを説明している。一見わかりづらい方が意味を理解、解釈できたとき、実感が強いため、自己啓発本と異なりあまり直接的あるいは結論的なタイトルをつけない。 さらに、テーマ、メタファーについても語っている。 物語には何らかのテーマがある。テーマを探すにはメタファーを理解できれば良い。 物語の設定は、メタファーで表現されていたりする。メタファーを読み解くことでテーマや切り口を受け取ることができる。テーマはその物語の悩みであったりもする。 後半では様々な小説を題材に読み方を示している。その中で個人的に印象に残ったものを記述する。 一つ目は、「金閣寺」。 主人公が金閣寺に対する想いが加熱し暴走する変人なのだが、その主人公に対する解釈が面白い。その解釈とは「アイドル」である。 主人公は今の時代でいうアイドルに対するファンと同様に、金閣寺に対して並々ならぬ想いを抱いている人物として描かれている、と主張している。この見方は、今の自分には思いつかない発想だと思って感心した。 また、そういう見方ができれば読書は更に楽しくなるんだなという憧れも抱いた。 二つ目は、「羅生門」。 文章が上手い人は、一文一文、一語一語、接続詞の位置、説明の順番に意味があるということを実感させられた解説であった。 一見、違和感のある一文を挟んで読者を立ち止まらせるが、それも計算に入れそのまま注目を集めた人物を展開していく。読解力がないとまず読み解けない。悔しい。 また、「老婆は〜と言った」ではなく、「老婆は、大体こんな意味の事を云った」と書いてあるため、下人はだいたいのことしか聞いていない。なぜか。それは下人が別のことを考えていたからだろう。別のこととは何か。それは引剥ぎする決意だと考えられる。老婆の長い話を聞いているうちに、じんわりとそれまで考えていなかった、自分も引剥ぎする側になることを決意する。 と、「大体こんな意味の〜」の表現でここまで読み解いている。凄い。こんな具合に読める人間になりたい! あとがきにも書いているが、個別具体的な事例を扱う後半は、小説の読み方というより、「著者の好きな小説を紹介しているだけでは?」という場合もある。そこは少し残念だった。

Posted by ブクログ

2026/01/23

「せっかく名作小説にチャレンジしたけど、あんまり面白くない、ていうかぶっちゃけよく分からなかった」 というちょっと不幸な読書体験をひとつでも減らすべく、小説読書の方法を伝授してくれる本 「面白く小説を読む技術ってどういうもの?」 「この小説って、こう読めば面白く読めるんです...

「せっかく名作小説にチャレンジしたけど、あんまり面白くない、ていうかぶっちゃけよく分からなかった」 というちょっと不幸な読書体験をひとつでも減らすべく、小説読書の方法を伝授してくれる本 「面白く小説を読む技術ってどういうもの?」 「この小説って、こう読めば面白く読めるんですよ」 が詰まってる 三宅香帆さんの考察がわかりやすくて頭にストンと入ってくる なるほど、と思ったり、そう読むのか!と驚いたり、結構楽しめる 名作と呼ばれるものが読み辛くて避けてきたので少しずつチャレンジしていけたらいいなと思った

Posted by ブクログ