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幻日/木山の話
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2023/12/08 |
JAN | 9784065339121 |
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幻日/木山の話
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商品レビュー
3
4件のお客様レビュー
主人公の木山も作家で作品が映画化されている設定なので私小説っぽく感じた。 鬱を熊と呼び、熊に食われないよう様々な術で日々を暮らしている。その様子は興味深く、共感する部分もあった。 幻想文学と現代文学のミックス的なつくり。 時間をかけて書いている、つまりは丁寧な仕事、というの...
主人公の木山も作家で作品が映画化されている設定なので私小説っぽく感じた。 鬱を熊と呼び、熊に食われないよう様々な術で日々を暮らしている。その様子は興味深く、共感する部分もあった。 幻想文学と現代文学のミックス的なつくり。 時間をかけて書いている、つまりは丁寧な仕事、というのが伝わる。 でも、私にはちょっと読みにくかった。 集中しないとまるで入ってこないし、うっかりするとすぐに目蓋が落ちてしまう。 8つの話の中で「カタリナ」が良かった。 幻覚とかが出てこないから分かりやすくて、自然な文章で読みやすい。 あと、装丁がとても美しい。 すごく好き。
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芥川賞だって。イマイチというか、よくわかんなかった。芥川賞っぽいなと何となくは思ったけど… 現実でないコトはそうと判るゆに書いてほしい。これは好みの問題ですが。
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「幻日/木山の話」(沼田真佑)を読んだ。 短編集。 端正ではあるが少しざらざらした不快ではなくむしろ好ましい文章なのだがしかし前作がそうであったように油断すると前後の時間を見失いいつかのどこかにふと迷いこむクセのある文章でもある。 八編のどれもがじわじわと沁み込んできて琴線...
「幻日/木山の話」(沼田真佑)を読んだ。 短編集。 端正ではあるが少しざらざらした不快ではなくむしろ好ましい文章なのだがしかし前作がそうであったように油断すると前後の時間を見失いいつかのどこかにふと迷いこむクセのある文章でもある。 八編のどれもがじわじわと沁み込んできて琴線に触れる。 もはや名人の域にあるか。
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