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街場の米中論
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東洋経済新報社 |
発売年月日 | 2023/12/06 |
JAN | 9784492444795 |
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商品レビュー
4.1
8件のお客様レビュー
内田樹本を僕は読みすぎていて、もう驚きが薄まって、なかなか高評価になりません。 しかしそれでも新刊が出れば(図書館で)手に取ってしまう、そんな魔力があります。 好きなエピソードをいくつか。 【】内は本文抜粋。 トランプ大統領は、2016年の大統領選の時、大富豪なのに連邦税を7...
内田樹本を僕は読みすぎていて、もう驚きが薄まって、なかなか高評価になりません。 しかしそれでも新刊が出れば(図書館で)手に取ってしまう、そんな魔力があります。 好きなエピソードをいくつか。 【】内は本文抜粋。 トランプ大統領は、2016年の大統領選の時、大富豪なのに連邦税を750ドルしか納めていないことを問われて【「すべてのアメリカ市民はいかに税金を少なく払うかに日々腐心している。私はそれに成功するだけスマートだということだ」と言い放って、支持者の大喝采を浴びました。】 彼のような国民が増えれば増えるほど、国政は立ち行かなくなる、そういう人を大統領に選ぶ国が、いま世界の覇権を握っているというのは不思議です。 【民主政は市民たちに外形的な強制によってではなく、内面化された倫理によって公共的にふるまうことを求める。それを「民主政は市民たちに市民的成熱を求める」というふうにいうこともできますし(僕はそのような言い方を好みます)、トクヴィルのように「民主政は市民たちに自発的に宗教的であることを求める」というふうにいうこともできる。どちらの場合でも、市民たちに「公共的であれ」ということを命じるのは法律や政治的強制ではなく、内面の声でなければならないということです。 「法がアメリカ人民に全ての行為を許すと同時に、宗教は、人民の思考に一定の枠を与え、行動の無制限な自由を禁止する。」】 アメリカは自由の国というだけあって、よく考えて設計された「理念の国」だなと感心する。しかし、実際は宗教が政治と結びつき、外部の声として人民の思考を停止させているのは少し残念。 【日本国憲法の九条について、自衛隊という現実の戦力を有しながら、憲法に自衛隊の法的地位についての規定がないのはおかしい。現実に合わせて憲法を書き換えるべきだという「改憲派」がいます。でも、憲法と現実の間に艶があるのは、日本ばかりではありません。アメリカがそうです。】【合国憲法は常備軍の保持を禁止しています。世界最大の軍事大国であるアメリカの憲法は「常備軍を持ってはならない」と定めているのです。】 他者から素敵な贈り物を貰ったことを恥じるという価値観に、私個人は同意しません。 尖閣問題がこんなことになったのは、2012年に石原都知事が尖閣を都有地だと宣言してから。40年前に鄧小平は尖閣問題は棚上げすると名言していた。中華思想において、歴史的に見ても尖閣はあまり問題にならない土地だった。わざわざことを大きくして、しなくてよい尖閣防衛のために海上保安庁や自衛隊がいくらの予算を消費しているのか。
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私のアメリカの知識は、ほぼすべて内田先生経由なのだとこの本を読んで愕然とした。内田先生がいらっしゃらなかったら、私のアメリカの知識は0に近い?自分から取りに行こうとしなくても勝手に流れ込んでくるってありがたいことだ。
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筆者はあとがきで何度もした話しと言っているが、自分にとっては新鮮な内容が多かった。 ・食い合わせが悪い「自由」と「平等」 フランスは、平衡を取るため(?)、「友愛」も入れた ・常備軍を認めていない合衆国憲法 ・マルクスとリンカーンに交流があった ・リンカーンの再選にマルクス(第...
筆者はあとがきで何度もした話しと言っているが、自分にとっては新鮮な内容が多かった。 ・食い合わせが悪い「自由」と「平等」 フランスは、平衡を取るため(?)、「友愛」も入れた ・常備軍を認めていない合衆国憲法 ・マルクスとリンカーンに交流があった ・リンカーンの再選にマルクス(第一インターナショナル)が祝辞を贈り、リンカーンが謝意を返していたこと ・マルクスはテキサスにホームスデッターとして来ていたかも ・マーク・トウェインがアメリカ共産党の原始 ・アメリカ人は最悪を描くことを非難しない 日本人は非難する
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