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ロッキード 文春文庫
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ロッキード 文春文庫

真山仁(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2023/12/06
JAN 9784167921491

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2026/02/14

ロッキード事件 リアルタイムでは知りませんが、田中角栄がロッキード社から賄賂を受けっとて捕まった、というザックリした知識しかなかったので、その真相がまとめられてるんかな、と思い購入 事件から40年近く経過し、公文書が公開されたり、関係者からの新たな証言が得られたりとかして、改め...

ロッキード事件 リアルタイムでは知りませんが、田中角栄がロッキード社から賄賂を受けっとて捕まった、というザックリした知識しかなかったので、その真相がまとめられてるんかな、と思い購入 事件から40年近く経過し、公文書が公開されたり、関係者からの新たな証言が得られたりとかして、改めてイチから検証されていました 関係者の多くが高齢になっていて、ギリギリのタイミングで得られた証言もあり、とても貴重な内容でもありました 完全に核心に迫れたわけではないけれど、個人的にはかなり衝撃的な内容だったと思っています 角栄さん、民間航空機の便宜かと思っていたけれど、どうやら対潜哨戒機の便宜であったのでは?ということ、その話は角栄が総理就任前に、佐藤栄作がニクソンと交わしていたのでは?ということ、中曽根、当時防衛庁長官も絡んでいたのでは?ということ、果ては、日本が当時の米国にうまく利用されただけなのでは?ということ、当時の世論やマスコミ報道、煽り具合が凄まじかったということ、検察の捜査が結構無理矢理感があったこと、角栄有罪ありきであったこと、などなど、大量の文献や関係者の証言を詰め重ねて語られる内容はかなりリアリティを伴っていました ボリューム満点の内容で、お腹いっぱいです

Posted by ブクログ

2026/01/25

ロッキード事件。話題になって印象にも残っているものの、結局どういう事件かよくわかっていなかった。そこへ本書が出版され、読みたいと思っていた。 かなり骨太なノンフィクション。読み終えたが、到底理解しきれてはいない。でも、当時疑惑の目が向けられていた人物たちが必ずしも罪を犯したと言い...

ロッキード事件。話題になって印象にも残っているものの、結局どういう事件かよくわかっていなかった。そこへ本書が出版され、読みたいと思っていた。 かなり骨太なノンフィクション。読み終えたが、到底理解しきれてはいない。でも、当時疑惑の目が向けられていた人物たちが必ずしも罪を犯したと言い切れないとの検証は興味深い。小説家だからこそ、想像力を広げることができる部分もあるのだろう。

Posted by ブクログ

2025/09/22

ロッキード事件の謎を追う! 田中角栄は「本当に」悪人だったのか? 〜史実と新たな視点から紐解く  昭和の最大疑獄事件〜 真山仁氏『ロッキード』 【はじめに】 真山氏は、日本の現代史に大きな影響を与えたロッキード事件に新たな光を当て、多くの疑問を掘り下げています。 田中角栄は ...

ロッキード事件の謎を追う! 田中角栄は「本当に」悪人だったのか? 〜史実と新たな視点から紐解く  昭和の最大疑獄事件〜 真山仁氏『ロッキード』 【はじめに】 真山氏は、日本の現代史に大きな影響を与えたロッキード事件に新たな光を当て、多くの疑問を掘り下げています。 田中角栄は ①ロッキード社から、本当に5億円を受け取ったのか? ②総理の権限を乱用し、運輸省に圧力をかけ、ロッキード社に便益をはかったのか? この二つの核心的な疑問を、史実と新たな視点から検証しています。 ------------ 1.『5億円』をめぐる検察の主張 検察は、田中角栄が航空機「L-1011トライスター」導入に便宜を図るため、ロッキード社から5億円の賄賂を受け取ったと主張。 極秘会計文書「コーチャン・ファイル」や関係者の証言に基づき、裁判でもこの主張が認められ、角栄は受託収賄罪で有罪判決を受けました。 ------------ 2.揺るぎない「無罪」の主張 しかし、田中角栄は生涯にわたり金銭の受け取りを断固として否定。「私は潔白だ」と主張し続けました。 もし本当に金銭を受け取っていなかったとすれば、検察の主張には盲点があったことになります。 ------------ 3.政治家の矜持と五億円 真山氏の『ロッキード』は、田中角栄が外国企業から直接金銭を受け取るという行為が、彼の政治家としての矜持に反するものではないかと考察しています。 外国からの献金は、当時も違法です。 また、それ以上に、彼には国の主権を売る行為と見なされかねないというプライドがあったのでは?と、書籍には推察として記述されています。 ------------ 4.運輸省への「口利き」は圧力か、助言か? もう一つの論点は、総理大臣の権力を背景に、角栄が運輸省に圧力をかけたかどうかです。 検察は、トライスター導入を強く促したことが「職務権限の乱用」にあたるとしました。 ------------ 5.国益を追求した政治家のビジョン 一方で、この「圧力」には別の見方も存在します。トライスターは当時、高い技術力を持つ機体でした。日本の航空産業の将来を考え、最先端技術の導入が国益に資すると判断した、という側面もあったかもしれません。 角栄が単なる口利きではなく、日本全体の発展というビジョンに基づいて行動した可能性も否定できません。 ------------ 6.思考の訓練としての歴史 ロッキード事件は、検察の捜査や報道が国民の認識をいかに形成してきたかを考える上で、貴重なケーススタディとなります。 多くの情報に触れてその根拠を確認し、過去の事件に触れてみることは、現代社会における批判的思考を鍛える良い訓練になるかもしれません。

Posted by ブクログ