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ロッキード 文春文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2023/12/06 |
| JAN | 9784167921491 |

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商品レビュー
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ロッキード 真山仁 田中角栄の交渉術について 日米繊維交渉にて カネの大義名分を考えるのも巧みだった。角栄さんはあの時、佐藤総理に電話を入れる前、通産省の事務方に「この2千億円は老朽化した過剰繊維の処分に使われるもので、産業政策上、何ら問題ない」と説明していた。すなわち、アメリカの圧力に屈したのではなく、あくまで産業振興のために国が支出するのだという"理論武装"も合わせて用意し、人と組織を自在に動かす。そこに角栄さんの凄さがあった。 →ステークホルダーが仕事をしやすいようにする 理論武装させる 努力しても報われない社会や、賢く立ち回る者だけがお金持ちになっていく構図のもとでは、成功システムから零(こぼ)れ落ちた人達の鬱屈した負のエネルギーが充満している。それが、どこに向かうのか、何が原因で発火するかは分からない。 →「炎上」の背景をよく説明できると思う。 人間は比べてしまう生き物のため、自分よりいい思いをしている人間に嫉妬し、不健全な行動を起こしてしまう。 →私も気持ちがよくわかる。 自分が認めていないYouTuberに、そういう気持ちを持ってしまうことがある。 →人間は上記のような行動を起こしてしまうと、理解していることが大事だと思う。 また、炎上に安易に乗らないことも大事。 盲目的に他人を叩くのではなく、炎上の構造を分析していく方が、はるかに建設的である。 そして、我々がいかに先入観に毒されて、真実を探ろうとする目を曇らせていたかを思い知った。知りたい情報だけ手に入れればそれで満足し、自分勝手に歴史を理解してはいけないと痛感した。 未来を探る知恵を授かるために、過去の事件の真相を探り続けなければならないと、教えられた。 →都合のいい情報に遭遇した時に、満足してしまうのは、自分にもある。 偏った情報で勝手な解釈の先には、実態の伴わない行動・結果しか起こらない。 「情報」へのリテラシーを高めていかないといけない。 今、取得している情報から、適切な解釈ができるのか。一旦、立ち止まって考えること大事だ。 全く反対の意見はないのか。精査していくことが大事であると思う。
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くだんの事件が起きた時、自分は中学生でテレビで詳しく解説を見るわけでも新聞を読むわけでも週刊誌を読むわけでもなかった(いまのようにWebもなかったのでそれ以外の手段はなかった)ので、もう本当に表面的なことしか知らなかったのだが、この本の中盤以降の話は「そういうことだったのか」とと...
くだんの事件が起きた時、自分は中学生でテレビで詳しく解説を見るわけでも新聞を読むわけでも週刊誌を読むわけでもなかった(いまのようにWebもなかったのでそれ以外の手段はなかった)ので、もう本当に表面的なことしか知らなかったのだが、この本の中盤以降の話は「そういうことだったのか」ととても興味深く読めた。今の日米関係にもつながる話だし、田中角栄という人がどういう人だったのか(これが私のようなその時代を知っている読者にはまだるっこしいのだけど)を丁寧に導入部で説明しているので、ぜひ若い人たちにも読んでほしい。
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ロッキード事件 リアルタイムでは知りませんが、田中角栄がロッキード社から賄賂を受けっとて捕まった、というザックリした知識しかなかったので、その真相がまとめられてるんかな、と思い購入 事件から40年近く経過し、公文書が公開されたり、関係者からの新たな証言が得られたりとかして、改め...
ロッキード事件 リアルタイムでは知りませんが、田中角栄がロッキード社から賄賂を受けっとて捕まった、というザックリした知識しかなかったので、その真相がまとめられてるんかな、と思い購入 事件から40年近く経過し、公文書が公開されたり、関係者からの新たな証言が得られたりとかして、改めてイチから検証されていました 関係者の多くが高齢になっていて、ギリギリのタイミングで得られた証言もあり、とても貴重な内容でもありました 完全に核心に迫れたわけではないけれど、個人的にはかなり衝撃的な内容だったと思っています 角栄さん、民間航空機の便宜かと思っていたけれど、どうやら対潜哨戒機の便宜であったのでは?ということ、その話は角栄が総理就任前に、佐藤栄作がニクソンと交わしていたのでは?ということ、中曽根、当時防衛庁長官も絡んでいたのでは?ということ、果ては、日本が当時の米国にうまく利用されただけなのでは?ということ、当時の世論やマスコミ報道、煽り具合が凄まじかったということ、検察の捜査が結構無理矢理感があったこと、角栄有罪ありきであったこと、などなど、大量の文献や関係者の証言を詰め重ねて語られる内容はかなりリアリティを伴っていました ボリューム満点の内容で、お腹いっぱいです
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