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ヴィクトリア朝ロンドンの日常生活 世界都市の市民生活から食文化、医療、犯罪捜査まで
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ヴィクトリア朝ロンドンの日常生活 世界都市の市民生活から食文化、医療、犯罪捜査まで

マイケル・アルパート(著者), 白須清美(訳者)

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ヴィクトリア朝ロンドンの日常生活 世界都市の市民生活から食文化、医療、犯罪捜査まで

定価 ¥2,640

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 原書房
発売年月日 2023/11/27
JAN 9784562073658

ヴィクトリア朝ロンドンの日常生活

¥1,430

商品レビュー

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2024/02/25

ヴィクトリア女王が即位した1837年から1950年代にかけての、 世界の大都市ロンドン。光と闇が混在する中での人々の 日常生活を、多くの資料から解き明かし、紹介する。 ・まえがき ・通貨に関する覚え書き 第1章 世界一大きく、豊かで、人口が多く、洗練された都市 第2章 女性の居場...

ヴィクトリア女王が即位した1837年から1950年代にかけての、 世界の大都市ロンドン。光と闇が混在する中での人々の 日常生活を、多くの資料から解き明かし、紹介する。 ・まえがき ・通貨に関する覚え書き 第1章 世界一大きく、豊かで、人口が多く、洗練された都市 第2章 女性の居場所?  第3章 彼らは何を食べ、どこで買い物をし、何を着ていたのか 第4章 病めるときも健やかなるときも 第5章 お金、住宅、階級 第6章 学問、文学、典礼 第7章 アウトサイダー 第8章 コミュニケーション 第9章 「建物を揺るがすほどの大喝采」ロンドンの娯楽 第10章 犯罪、警察、刑事、そしてマニング殺人事件 第11章 裁判と処刑 第12章 高揚と悲しみ 原注、参考文献有り。 ヴィクトリア朝の繁栄と近代化の最先端で、 経済と産業の中心であり、世界の大都市であったロンドン。 多くの資料から、当時のロンドンでの日常生活。 それぞれの身分における衣食住や買い物、医療、衛生、死、 コレラ、収入や財産、破産、税、救貧院、文盲と教育、 出版物、宗教、アイルランド人や外国人、馬車、鉄道、 電報と郵便、様々な娯楽、犯罪と警察、万国博覧会など。 マニング夫妻の殺人事件からの公開処刑も、娯楽・・・か。 特に、下位中産階級の夫婦による殺人事件の裁判記録から 見い出された、下層の貧しい民たちの生活の状況の記述が多い。 大都市を覆うのは、騒音と名物の濃霧。 足元には、不十分な行政の弊害と貧民窟。 悲惨な境遇で働く女性たち。売春婦。結婚と離婚。 まさにディケンズの小説の世界が、リアルに蘇ってきます。 何と言っても、死が身近過ぎる時代だなぁ。 流れ出る汚物まみれの川の水が上水道利用だし、 コレラは蔓延するし、食べ物や薬は危うい代物だし。 この時代に転生するのは丁重にお断りします。

Posted by ブクログ

2024/02/04

実際に起きた殺人事件の調書や当時の記事等を元に、当時の生活習慣を詳細に解説したもの。 取材対象が中流家庭の犯罪者夫婦なので、彼らの層がメインになっている為、ヴィクトリア朝に抱いていた幻想がかなり崩れた。 ある意味リアルで良かったが、辛くなって全部は読めなかった。

Posted by ブクログ

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