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わたしが誰かわからない ヤングケアラーを探す旅 シリーズケアをひらく
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わたしが誰かわからない ヤングケアラーを探す旅 シリーズケアをひらく

中村佑子(著者)

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わたしが誰かわからない ヤングケアラーを探す旅 シリーズケアをひらく

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 医学書院
発売年月日 2023/11/20
JAN 9784260054416

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商品レビュー

4.3

7件のお客様レビュー

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2024/04/24

とにかく全て真摯に向き合っている。いろいろな感情が沸き起こる。私はヤングケアラーではない、と思うけど、父がアル中で病気で大変ではあった。ただみんなの父親より家にいたので、よく一緒に話してた兄のようでもあった。酷いこともあったけど、良いこともあった、そんな日々を思い出した。

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2024/03/13

本書の裏帯に「」自他の境界線をめぐる冒険的セルフドキュメント!」とあるが、その通りの書である。「ヤングケアラー」という言葉が広まっているが、何となく座りが悪い。そのような子供たちに目が向けられる視点は良いと思うが、言葉できていしまうと、その本質や多様性がぼやけてしまう。精神疾患の...

本書の裏帯に「」自他の境界線をめぐる冒険的セルフドキュメント!」とあるが、その通りの書である。「ヤングケアラー」という言葉が広まっているが、何となく座りが悪い。そのような子供たちに目が向けられる視点は良いと思うが、言葉できていしまうと、その本質や多様性がぼやけてしまう。精神疾患の母親を抱えて育ってきた著者が、自身の出産を契機に「ケア」の本質に迫っていく「セルフドキュメント」で言葉では一言では言い表しにくい。ただ「ケア」は自他境界線が曖昧になる部分だけ、そこには支配や抑圧、そして暴力が生まれることはあり、その曖昧な関係性に耐え続けるネガティブ・ケイパビリティが必要になる。そのことを実感した読後感であった。

Posted by ブクログ

2024/03/13

著者はヤングケアラーにあたるのだろうが、冒頭でヤングケアラーという言葉への違和感が語られる。名状し難い困難な状況が定義づけられることにより救われるひとびとがいる一方、それがスティグマのように作用することもあるし、一括りに扱うことで個別の事情がオミットされることもある。 200頁...

著者はヤングケアラーにあたるのだろうが、冒頭でヤングケアラーという言葉への違和感が語られる。名状し難い困難な状況が定義づけられることにより救われるひとびとがいる一方、それがスティグマのように作用することもあるし、一括りに扱うことで個別の事情がオミットされることもある。 200頁ほどの本書だが、全編を通してのテーマがあるとすればこれだろうか。重要なことは、定義ではなく固有性であるということ。 ヤングケアラーという定義への異議申し立て、とまでは言わないまでも、言葉自体の因数分解がなされるような文章が続く。ヤングケアラーだけに限らないが、社会的弱者に対する言葉たちは似たり寄ったりのものが多いなかで、より深度を持って語ろうという意欲が感じられる。

Posted by ブクログ

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