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わたしの二都物語 ジャカルタ、北京
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 論創社 |
| 発売年月日 | 2023/11/17 |
| JAN | 9784846022921 |
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わたしの二都物語
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父親がアジア・アフリカ・ジャーナリスト協会(AAJA)勤務だったため、10歳でインドネシアのジャカルタに住み、現地校に通い、そこで、9.30事件に巻き込まれ、AAJAは北京に移る。北京で文化大革命に巻き込まれ、北京大学卒業まで中国で暮らした記録。 狂気の文化大革命の渦中にあっても...
父親がアジア・アフリカ・ジャーナリスト協会(AAJA)勤務だったため、10歳でインドネシアのジャカルタに住み、現地校に通い、そこで、9.30事件に巻き込まれ、AAJAは北京に移る。北京で文化大革命に巻き込まれ、北京大学卒業まで中国で暮らした記録。 狂気の文化大革命の渦中にあっても、級友たちと生き生きと過ごした様が語られる。日本人として辛い思いもしたことは皆無ではないだろうが、筆者の人柄なのだろう、まわりはみんな暖かで思いやりがある人たちが多かったらしい。文革時、外国人と付き合うのは危険だったにもかかわらず。 また、文革時は従来の超難関の試験ではなく、職場の推薦で北京大学に入学できたため、その頃の卒業生は格下にみられるそうだ。 ただし、あまり知られていないAAJAの歴史を記すという目的もあるため、私には少し読み進めるのが退屈な部分も多かった。 もともと、第三世界のジャーナリストたちが理想に燃えて作った組織が、中国では文革の宣伝をするようになりさがっていたそうだ。
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