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安倍晋三vs財務省
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 育鵬社/扶桑社 |
発売年月日 | 2023/11/17 |
JAN | 9784594095444 |
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安倍晋三vs財務省
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悪の元凶、財務省が何故増税だけを考えるのか、その原点は、1947年に施行された財政法の第4条にある。すなわち「国の歳出は、公債又は借入金以外の歳入を以って、その財源としなければならない」 これはひどい。もっともこれはアメリカが日本に戦争を2度とさせないようにするために課した足枷な...
悪の元凶、財務省が何故増税だけを考えるのか、その原点は、1947年に施行された財政法の第4条にある。すなわち「国の歳出は、公債又は借入金以外の歳入を以って、その財源としなければならない」 これはひどい。もっともこれはアメリカが日本に戦争を2度とさせないようにするために課した足枷なのだ。憲法9条と同じだ。こんなものに縛られていたとは。ただ例外規定があり建設国債だけは認められるという。ならば防衛費もそうすればいい。まったく困ったものだ。
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タイトルは「安倍晋三vs財務省」だが、多少対立について書かれているものの、対立よりも財務省(あわせて影響をうける日銀・岸田総理も)に対する批判がメイン。
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安倍さんバンザーイみたいな感じだけど、戦後からつづく日本経済の浮き沈みを解説してくれる良本。民主党政権の裏側(事業仕分けは財務省のヤラセだったんかい!)とか宮沢喜一さんが史上最悪の首相だとか驚きと好奇心いっぱいで楽しめた。 この本と出会わなければ「消費税増税=高齢化社会への当然の...
安倍さんバンザーイみたいな感じだけど、戦後からつづく日本経済の浮き沈みを解説してくれる良本。民主党政権の裏側(事業仕分けは財務省のヤラセだったんかい!)とか宮沢喜一さんが史上最悪の首相だとか驚きと好奇心いっぱいで楽しめた。 この本と出会わなければ「消費税増税=高齢化社会への当然の備え」という単純な知識で終わっていたと思う。 ざっくり省略して、戦費を国債で賄った大東亜戦争の教訓から、税収と歳出がつり合う均衡財政(PB)を財務省は目標に掲げた。これは家計に例えると、パパの給料アップ(増税)に支出をケチる(緊縮財政)ことで、無借金&ママ(大蔵省)のへそくりも増えてニッコリという話。 すると、我々はおこづかいをもらうためママに頭を下げないといけない図式になる。 対して国政は会社経営に例えられている。融資を元に設備投資をして収益をあげ、利息をつけて返済することでお金が回る。国債イコール悪というイメージは「無知の壁」(抜粋)だと言う。 経済を巡るこうしたチグハグさに、安倍さんは文字通り命をかけて「過去」と戦っていた。むしろ財務省の向こう側に国防を見ていたから折れなかったんだろうと思う。世界で最も危険な地帯で、戦争放棄をたてに生き残るのは極めて難しい。 これら全てひっくるめて、戦後レジームからの脱却という言葉が響いてきた。外交手腕だけじゃなかったんだと知り、改めて尊敬。 つくづく日本は惜しい人物を亡くした。
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