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スクール=パラベラム 最強の傭兵クハラは如何にして学園一の劣等生を謳歌するようになったか ガガガ文庫
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スクール=パラベラム 最強の傭兵クハラは如何にして学園一の劣等生を謳歌するようになったか ガガガ文庫

水田陽(著者), 黒井ススム(イラスト)

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スクール=パラベラム 最強の傭兵クハラは如何にして学園一の劣等生を謳歌するようになったか ガガガ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2023/11/20
JAN 9784094531619

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商品レビュー

2.5

2件のお客様レビュー

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2024/07/22

多弁さを介して自身の有能をひけらかす主人公、なんて導入を見た時はどういう感情を抱けば良いか判らなかったよ(笑) 自分は無能だと言いつつ世間的には超有能みたいなタイプよりかはマシかも知れないけど、鼻に付くレベルの才能を豪語する様に引かなかったと言えば嘘になる だからこそ、そんな主...

多弁さを介して自身の有能をひけらかす主人公、なんて導入を見た時はどういう感情を抱けば良いか判らなかったよ(笑) 自分は無能だと言いつつ世間的には超有能みたいなタイプよりかはマシかも知れないけど、鼻に付くレベルの才能を豪語する様に引かなかったと言えば嘘になる だからこそ、そんな主人公・京四郎が父親への嫌がらせの為に自分の才能を腐らせるなんて展開には逆に興味を惹かれてしまったな 主人公は序盤からキャラが濃いし、舞台となる五才星学園も設定が濃い それだけに次いで登場するヒロイン達の印象が弱いのではないかと一瞬思ってしまったほど けれど、読み進める内に初見ではキャラが弱いと思えてしまう有り様にこそ彼女らの魅力の一端が詰まっていたのだと思い直せたよ 風香という人物は喋る言葉に意味が有るのか無いのかとても曖昧な人物。何と云うか雰囲気で喋っているという表現が最も適合しそうに思える けれど、自分と紗衣達との違いを内外で例えた表現性には彼女が物事の本質を重要視しているのだと伝わってくる。ただ、伝達力が非常に低出力である為にそれが伝わりづらいというだけで 伝わりづらいという点では紗衣も同類かな 初登場時の暴言やキャンパスに向かう姿の乱雑さから彼女は人との交流を求めていないタイプかのように感じてしまう けれど、後々の述懐で示されるように彼女の側こそ人との付き合い方や自分の在り方に悩んで自暴自棄に成りかけていた人物 こうした初見の印象と深堀りされた際の印象が全く異なってくる点はこの巻で登場した女性陣全員に対して言える事 だとしたら、京四郎とて同様と言えるのかも知れない 作者が後書きで不自由なコミュニケーションについて言及しているけれど、つまり本作は第一印象だけでは伝わってこない要素を何百ページも掛けて少しずつ理解していく物語なのかも知れないと思えたよ そう考えると京四郎の圧倒的な人間的な強さは紗衣達が簡単には言葉に出来ない想いを引き出す為の仕掛けなのかもしれない 学園に入学した事で行き詰まり始めていた紗衣、もし京四郎と出会わなかったり今回の陰謀に巻き込まれなかったりしたら、きっと何も満足行く物なんて作れずに終わっていただろう けれど、理不尽な陰謀の標的とされた上で京四郎が全ての夜空を塗り替えるような強さによって彼女に纏わり付いていた余分な言葉を拭い去って見せた それは紗衣にとって間違いなく救いと言えるもの また、学園に腐りに来たのに、紗衣や風香達との関わりによって京四郎自身の言葉にされていなかった想いも示されていたのは印象的 同年代とありふれた生活が出来なかった彼が求めていたものはなんて事のない代物だったわけだ 似たような点ではきっと宮古も京四郎との出会いによって明かすつもりの無かった想いが開かれてしまった一面は有るのだろうな。そちらはちょっとまだ見通せていない部分はあるだけに今後に期待してしまう キャラの濃い主人公に設定の濃い舞台、その中で描かれる淡い想いの遣り取りに注目してしまう、良い作品であるように思えましたよ

Posted by ブクログ

2023/11/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

学園バトルアクションの割にはそういう描写は控えめな印象。もっと主人公の活躍の場面があってもよかった気がする。 最後はよかった。 霧島紗衣の創り手の心理描写が素敵だと思った。 創作する人の気持ちが伝わってきた。 以下抜粋 私の宝箱はこの世界から借り受けたものだ。 見たもの、聞いたもの、触れたもの、食べたもの。 それら一つ一つが、素晴らしいものがうんと詰まった宝箱になって、私の中にやってくる。 私はそれを開けて、世界から借りた宝物をぴかぴかに磨いたあと、元の場所に返していく。 祖母と一緒にいた時に生まれた宝箱の残りを、私は消化するように開けていく。 いつの日か、全ての箱が空っぽになると分かっていながら、休むことなく作り続ける。

Posted by ブクログ

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