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教養としてのパンク・ロック 光文社新書1282
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2023/11/15 |
JAN | 9784334101534 |
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教養としてのパンク・ロック
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商品レビュー
3.2
5件のお客様レビュー
著者のパンクに対する愛情が溢れているところは良いなと思ったし、知らなかったことも多く勉強になった。 ただ、『認知の歪み』という言葉があるが、ヒップホップを聞かない人からは音楽界がこう見えるんだという驚きもあった。 古くはECDが元々パンクのシンパだったことやキミドリがラップ...
著者のパンクに対する愛情が溢れているところは良いなと思ったし、知らなかったことも多く勉強になった。 ただ、『認知の歪み』という言葉があるが、ヒップホップを聞かない人からは音楽界がこう見えるんだという驚きもあった。 古くはECDが元々パンクのシンパだったことやキミドリがラップをやる前はハードコアバンドだったことからも分かるように、日本では(日本でも)パンクからヒップホップは地続きでしょう。今に至るまで。 日本でポストパンクが育たなかったわけではなく、この本の著者にそれが見えてないだけではないかな。だから日本のポストパンクについて書くならタイニーパンクスで終わらせないで、ECDに影響を受けたMoment Joonはもちろん、そのアティテュードにパンクの影響を強く感じるtohjiやLEXまで触れた方が読者に親切でしょう。あと「日本の女性ポストパンク」の系譜が「後退して云々」と書いてるけどRUMI(の前にもいますが)からAWITCH、そしてそれ以降の女性ラッパーの「怒り」が川崎氏には見えていないようで残念。 あと歌謡曲に対する憎悪に近い否定はいかがかなと…。ブルーハーツのヒロトが山本正之のファンなのは有名だし、何かを上げるために別の何かを貶めるというのは今時流行らないと思います。
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パンクロックの歴史とそれに基づいた考察についての本。新書版だがページ数が多く読み応え十分。音楽解説本にありがちな陶酔した感じもなく、淡々と、それでいて熱さを持ちながら論を積み重ねていく姿勢には好感が持てる。特に日本のパンクロックに関する分析と考察が、自分には新しい見方で面白かった...
パンクロックの歴史とそれに基づいた考察についての本。新書版だがページ数が多く読み応え十分。音楽解説本にありがちな陶酔した感じもなく、淡々と、それでいて熱さを持ちながら論を積み重ねていく姿勢には好感が持てる。特に日本のパンクロックに関する分析と考察が、自分には新しい見方で面白かった。
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学生時代はメタル好きで「ロッキング・オン」は敵性雑誌だった事もあり作者の事は全然知らなかったのだが、タイトルに惹かれて読んだら面白かった。パンクについてはピストルズくらいしか聴かないし(ピストルズは普通にロックしてるので好き)「レコード・コレクターズ」の特集で読んだ程度の知識だっ...
学生時代はメタル好きで「ロッキング・オン」は敵性雑誌だった事もあり作者の事は全然知らなかったのだが、タイトルに惹かれて読んだら面白かった。パンクについてはピストルズくらいしか聴かないし(ピストルズは普通にロックしてるので好き)「レコード・コレクターズ」の特集で読んだ程度の知識だったが、詳しい時代背景も勉強になったし、思い入れが先走るような押し付けがましさも無く、気骨を感じたし最後まで興味深く読めた。ロックしてるなあと感じた。 あと、特にビートパンク辺りについての辛辣な書きっぷりがよかった。確かに当時から胡散臭かった。笑ってしまった。
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