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罪深きシリア観光旅行 わたしの旅ブックス
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 産業編集センター |
発売年月日 | 2023/11/15 |
JAN | 9784863113862 |
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罪深きシリア観光旅行
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罪深きシリア観光旅行
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2022年初夏のシリア旅行記。シリア旅行は現在、ガイドがつきっきりで、事前に選んだ場所にしか行けないようになっている。 2011年から内戦が続くシリアでは、アサド政権と反体制派の対立に、イスラム過激派やロシア、イラン、レバノンのヒズボラなどが介入し、混乱が続いている。 以下、印象に残った点をいくつか。 写真を見るかぎりでは、都市部ではある程度普通の日常を送れている。 現地の人が外国のスパイと疑われるような面倒をかけないため、自分から現地の人に話しかけないように著者は心がけていて、政治や戦争の話は基本的にガイドとしかしていない。ガイドによると、シリアが混乱を続けているのは、政府にとっては反体制派のせい (一部は過激派に合流した)、シリアにとっては外国のせいだということになるらしい。(アラブ人はなんでも他人のせいにしがちな側面があると著者は書いている。) いろいろなところにロシア兵がうろついていて、ロシア語の看板なども見かける。 都市部のすぐ近郊には廃墟が広がっている。(まだそこで暮らしている人もいる) 旅行の直前まで戦時下のウクライナにいたためか、著者は秘密警察を過剰に警戒しているように思える。(自由行動中に何度か現地人とやりとりをしているが、彼らはみな屈託のない様子だ) しかし最終章では、刑務所に収容されたことのあるシリア難民が周囲を気にしながら話している様子が描かれていて、取り締まりの厳しさ、拷問の過酷さがうかがえる。(彼は反体制的な活動をしていた) 写真では普通の日常のように見えても、ほかの独裁的な国と同じく「政治の話を口にしなければ」という条件つきなのだろう。
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著者が現地で様々な立場の人と接している中で、今のシリアが抱えている問題の複雑さを垣間見ることができました シリアの美しい景観や人々の暮らしががこれ以上傷つけられないことを願うばかりです
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知らない世界、、常に監視を意識して生活しなくてはいけない この日本に生まれてよかった。奇跡だよなぁ。
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