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言葉は君を傷つけない 双葉文庫
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言葉は君を傷つけない 双葉文庫

夏凪空(著者)

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言葉は君を傷つけない 双葉文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2023/11/15
JAN 9784575527094

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言葉は君を傷つけない

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2024/07/07
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「人のいちばん言われたくない言葉」が分かる引っ込み思案な弟と、「人のいちばん言われたい言葉」が分かる明るく社交的な兄。 正反対な性質と特異な能力を持つ兄弟は、ひょんなことから身近な人々にまつわる事件に巻き込まれ、関わる人々の心のわだかまりを解きほぐしていく。 時に人を救い、時に人を傷つける、言葉の持つ力を描く、全く新しい特殊能力兄弟バディストーリー! 目を3秒合わせると相手の言われたくない言葉が頭に浮かぶ能力を持っている弟。この弟、この能力のおかげでコミ障。目を合わせることができないし、人とあまり関わりたくないと思っているのに、なんでか営業をしている。可哀想。 一方、人が言ってほしい言葉がわかる能力を持っている兄は、高校で国語の教師をやっている。生徒からは人気者な先生。そりゃ、自分が言ってほしい言葉をかけてくれる先生だったら懐くわなと思った。 この兄弟が、常連となった居酒屋に来るグルメブローカーのクレーム騒動や付き合っている女性から突然別れを告げられた兄の職場の先輩、漫画家になるといって勉強をしなくなり、不登校になってしまった生徒の謎、母が勤める会社に送られた爆破予告の犯人。さまざまな事件をお互いの能力を使いながら解決していく。 この話のテーマ的なのは、「言葉」なんだけど、なんというか本当に言葉って使い方を間違えると失敗したり成功したりして難しいものだなと改めて思った。兄が持つ能力の「人が言ってほしい言葉が分かる」は、一見いいように見える。だって、その言葉を言えば相手は喜ぶし、その先に自分への利益というか得なことだってあるだろうし。兄が生徒たちから思われていた「いい先生」になれることなんて簡単なんだなと。 だけど、その「言ってほしい言葉」が重荷になってしまって、潰れそうになってしまう人たちもいる。なんかいい力のようでいて、それを簡単に使うと相手を傷つけてしまうんだなと。 コミ障の弟くんは、変わらないといけないと奮起して、頑張っていく姿を見て、応援したくなったし、弟くんにもいい友人というか同僚というかがいて良かった。もうそのままくっついてしまえばいいと思うけど、そうもいかないのか。 兄のほうも成長していくかんじだし、なんだかこの2人がいい方向に進んでいってくれればいいなって思った。 2024.7.7 読了

Posted by ブクログ

2024/04/14

Amazonの紹介より 「人のいちばん言われたくない言葉」が分かる引っ込み思案な弟と、「人のいちばん言われたい言葉」が分かる明るく社交的な兄。 正反対な性質と特異な能力を持つ兄弟は、ひょんなことから身近な人々にまつわる事件に巻き込まれ、関わる人々の心のわだかまりを解きほぐしていく...

Amazonの紹介より 「人のいちばん言われたくない言葉」が分かる引っ込み思案な弟と、「人のいちばん言われたい言葉」が分かる明るく社交的な兄。 正反対な性質と特異な能力を持つ兄弟は、ひょんなことから身近な人々にまつわる事件に巻き込まれ、関わる人々の心のわだかまりを解きほぐしていく。 時に人を救い、時に人を傷つける、言葉の持つ力を描く、全く新しい特殊能力兄弟バディストーリー! どこか「矛」と「盾」を見ているようで、これで完璧だと思っているのに、隙間を突くかのように、こんな抜け穴があるんだといった発見もあって、面白かったです。 改めて、言葉によって人の心を動かすんだとしみじみ感じました。時に刃、時に元気にさせてくれる言葉の魔力。「言葉」のすれ違いで招くトラブルは気をつけようと思いました。 相反する兄弟の能力。もしどっちを選びたい?となったら、弟の能力かなと思いました。 相手の心を覗き見するのですが、果たしてその言葉が本当に正解なのか?やっぱり人の心ってわからないものだなと思うばかりでした。

Posted by ブクログ

2024/01/28

「いわれたくない言葉」がわかる弟と、「いわれたい言葉」がわかる兄。二人が協力することによって周りの登場人物たちのトラブルを解決していく物語。 うーん… 発想は良かったけど、二人の活躍を物語るエピソードが「ちゃちい」。ブロガーラッパーの話も、女性教員の話も、誰かがどこかで何度も何...

「いわれたくない言葉」がわかる弟と、「いわれたい言葉」がわかる兄。二人が協力することによって周りの登場人物たちのトラブルを解決していく物語。 うーん… 発想は良かったけど、二人の活躍を物語るエピソードが「ちゃちい」。ブロガーラッパーの話も、女性教員の話も、誰かがどこかで何度も何度もその設定使いましたよという感じ。「謎をとく」って言うけど、大人が読んだらすぐ解けちゃうからね。目新しさはない。 この兄弟の設定を描きたい思いばかりが先行してしまい、他の登場人物はどうでも良くなってしまったのかな?薄い…あまりにも。 作家は人生の経験値が少ないんだろうなあ。 もっと勉強してほしい。 もっと読者をはっとさせてほしい。

Posted by ブクログ

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