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リックとあいまいな境界線
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 偕成社 |
発売年月日 | 2023/11/02 |
JAN | 9784037280109 |
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商品レビュー
4
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※このレビューにはネタバレを含みます
リックはもうすぐ12歳のアメリカに暮らす少年。ジェフとゲームで遊ぶのが楽しい。ここで中学生になったのだが、周りには既に異性への興味がある子もいて、父からもその事でからかわれたりしている。しかし、女の子または男の子に対してそのような関心を持てないリックは、いわゆるLGBTQ +への理解を深めるクラブへ入ろうと考える。自分の事をどう考えたらいいのか分からなかったから。だが、仲良しのジェフはLGBTQ +自体が嫌いで、多分リックのやってる事は理解出来ないと思う。クラブへ嫌がらせをするジェフの事で悩むリックにアドバイスをしてくれたのはおじいちゃんだった。 おじいちゃんがすごくいい!こういう会話をできる人になりたいと思う。リックもそんなおじいちゃんが大好きで、リックの父はおじいちゃんと分かり合えなかったから、リックの事を多分うらやましいと思っているかもと感じた。 LGBTQ +のことは昔よりずっと理解されてきたけど、日本ではこのお話のようなクラブは開催されないかもと思う。とても勇気がある人たちだとさえ思った。 ジェフが殴った人からゲロを浴びせられたエピソードは前作を読んだ人はあれ?と思うはず(^-^)
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「ジョージと秘密のメリッサ」に続編!知らなくて今頃読む。今回はメリッサは脇役で、主役はメリッサをいじめていたジェフの親友ケリー。だから、メリッサの時のようにLGBTQ+(これに関する表現もたくさん学べる巻でした)当事者の気持ちに寄り添う本というよりは、そういう人たちを理解したいと...
「ジョージと秘密のメリッサ」に続編!知らなくて今頃読む。今回はメリッサは脇役で、主役はメリッサをいじめていたジェフの親友ケリー。だから、メリッサの時のようにLGBTQ+(これに関する表現もたくさん学べる巻でした)当事者の気持ちに寄り添う本というよりは、そういう人たちを理解したいとか、自分もなにかしら恋愛や性欲に関して他と違うのではないかと悩めるティーンエイジャーに向いている本でした。★4なのは、メリッサほどの衝撃がなかったからかな。十分良本です。 一緒に遊ぶと楽しいし、親友だと思っていたジェフのことが本当は嫌な奴なのでは?と、悩むところ、自分の恋愛に対する関心が他の人と違うと悩むところ、ちょっと面倒だと思っていた祖父との交流で色々な発見や共通の趣味をみつけるところなど、良い部分がたくさんありました。もちろん、メリッサの中学生の姿を知れたのも良かった。自分らしく生きている姿にホッとします。 小学校高学年から。性認識で生きづらさを感じている人はメリッサの本や、「ぼくがスカートをはく日」はおすすめです。
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アロマンティックやアセクシュアルかもしれないと思った少年が、学校の課外クラブ・レインボーズに参加して様々な性のあり方について考える。 単なる教育啓蒙読本にあらず、登場人物のやり取りの面白さに引き込まれる。
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