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グレイの森
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2023/11/02 |
JAN | 9784198656751 |
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グレイの森
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商品レビュー
3.5
14件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読み終わった後にこの作者の方の経歴を見て「なるほど…」と納得してしまうくらいに生々しい物語だった。 この方は現役で働いていた頃にもしかしたらこういう事件に関わったことがあるのか、関わっていなかったとしても考えさせられる日々の連続だったのか… そう思わざるを得ないほど、子育てで悩み劣等感の塊の母親と父親の無関心さ、「普通」が何よりも大切なこの日本という国の生きづらさ、そこから犯罪が起き、そして世間の無責任な罵倒、この描き方がリアルだった。 被害者側、加害者側、どちらの立場になってもしんどい。 今回の事件は、母親の子供の頃からの劣等感や学生時代のカーストと父親の世間体などお互い共通する事柄が多くて、それがやっと終盤に少しだけ分かり合えたのだけれど、そのきっかけがこんな大変な事件を経てというのは本当に不幸だったとしか言えない。 事件を起こした張本人だけは何も変わることなく、いまだに自分を正当化し続けている所にはただただ憤りを感じるだけだったが、そこはリアルさも感じた。 私は子育て未経験なので、私も「わからない側」なのだけれど、この作品を読んでいたら結婚や出産、子育ては果たして女性にとって幸せなことなのか分からなくなった。 藍と潤の関係性が一番幸せなのでは… 人は“グレイ”な生き方の方が幸せなのだろうなと思わされた作品だった。
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グレイの森 水野梓さん 臨床心理士。 全てが繋がった。 怖いなぁー。 自分がその立場になったら、 どうなっちゃうんだろう。 怖いなぁー。
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恐ろしくなった。 わたしも… 7人の子を殺した殺人者の母、聡美と、 自分の子を叩くことをやめられない被害者の母、塔子とそう変わらないのだと思う。 "正しい"と思う事柄に子どもを当てはめて、 それが子どもにとって良いことなのだと信じ込み、子どもをあるがまま受け入...
恐ろしくなった。 わたしも… 7人の子を殺した殺人者の母、聡美と、 自分の子を叩くことをやめられない被害者の母、塔子とそう変わらないのだと思う。 "正しい"と思う事柄に子どもを当てはめて、 それが子どもにとって良いことなのだと信じ込み、子どもをあるがまま受け入れられない。 だけどグレーでいいんだと、自分と子どもとの関わりをもう一度考えさせてくれた一冊。 "正解のない世界を生きる勇気" 今のわたしに必要なメッセージを届けてくれた本でした。 作者の方に感謝です。
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