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スコット南極探検日記
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スコット南極探検日記

R・F.スコット(著者), 中田修(訳者)

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スコット南極探検日記

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 羽衣出版
発売年月日 2023/10/23
JAN 9784907118808

スコット南極探検日記

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2025/05/18

南極点到達を目指した英国軍人スコット大佐の探検日記。 未踏の地へ挑む知恵と工夫と勇敢な精神の一冊。克服できなかった自然の強さと怖さ。南極点に人類初到達の栄誉はノルウェーのアムンセン。ただ、その事実を目にしても、腐らず自分たちの職務の意義を全うしようとする精神力の強さが素晴らしく...

南極点到達を目指した英国軍人スコット大佐の探検日記。 未踏の地へ挑む知恵と工夫と勇敢な精神の一冊。克服できなかった自然の強さと怖さ。南極点に人類初到達の栄誉はノルウェーのアムンセン。ただ、その事実を目にしても、腐らず自分たちの職務の意義を全うしようとする精神力の強さが素晴らしく、それだけでは乗り越えられなかった極地の過酷さが、恐ろしい。 キャンプ中の描写で、日々のトラブルと戦い克服してゆく様子。小さな成功と失敗を繰り返しながら、適応してゆく様が微笑ましく任務の成功を期待させます。史実を知っているけども、そう思ってしまうのは「日記」という記録を読んでいると忘れてしまうからか。キャンプの描写にエンタメ性はないのだけど、未知の世界の記録を読んでいるので、冒険譚のような気持ちがうまれていたのだと思います。 南極点からの帰路。 悪化する気候と、見失った道筋、トラブルを回避する方法も尽きてくる中で、最後を覚悟しなかればならない時の毅然とした文面は賞賛と尊敬しかないものだと感じました。自分の任務・職務に忠実で真摯に取り組んだスコット探検隊。結果は遭難という無慈悲なものですが、彼らの足跡は記憶されるべきものだと思います。 後世の研究によると、さまざまな要素が重なって遭難に繋がっており、イギリスの国家事業ということで撤退の判断を誤った、雪上車やポニーなどの運用の失敗などあるのですが、結果論で語るのは避けたいと思います。 ということに読後の感情論になっていないか、と言われれば否定はできませんが、 失敗=愚策であるという昨今の風潮があるからです。 いつぞやのH3ロケット打ち上げ中止の記者会見のやつとかですね。あれも失敗でなく、トラブル阻止の機構が正常に作動しての中止なので、安全機構としては正常だったのだと思います。 そこをクリアしてゆくことが成功につながってゆく、ということが理解できていない 、もしくはあえて無視して「成功」か「失敗」という見栄えの良い言葉が欲しかったのだと感じましたね。 わかりやすく目に見える「成功」の裏には、見えない多くの「失敗」があるわけだということを理解しておきたいものです。 わかりやすさ、を求めるのは当然だとは思うのだけど、それが全てだと思ってはいけないんだよなぁ。 簡単で便利だから強い、だからこその危うさ。 その先には、上っ面を着飾ったものしかないと思うんだよな。偽物にもなれていない、というね。 自分がそこに陥っていることも多々あると思うので、恥をかきながら少しずつでも気をつけようと思います。成功と失敗の繰り返し。

Posted by ブクログ