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旅路の果て 河出文庫
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旅路の果て 河出文庫

寺山修司(著者)

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旅路の果て 河出文庫

定価 ¥979

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2023/10/21
JAN 9784309419947

旅路の果て

¥770

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2023/11/10

ウマ娘から競馬に入られた、新しいファンの方々にも是非読んで欲しいなと思いました。 高校生の頃か、大学生の頃か、寺山修司氏の競馬モノをよく読んだものだが、初めて読んだときには…もちろん、「ウマ娘世代」も驚くことだろうが、競馬モノにありながら、名馬物語にあらず。そこに描かれるのは人...

ウマ娘から競馬に入られた、新しいファンの方々にも是非読んで欲しいなと思いました。 高校生の頃か、大学生の頃か、寺山修司氏の競馬モノをよく読んだものだが、初めて読んだときには…もちろん、「ウマ娘世代」も驚くことだろうが、競馬モノにありながら、名馬物語にあらず。そこに描かれるのは人間の人生である。 競馬場で走る馬に思いを馳せ、走る姿に、また、走れなくなる姿に、活躍の場を追われ、場末の競馬場(怒られるかもしれない表現だが、作品の雰囲気、僕の感想を伝えたく、この表現とさせていただく)を転々とする姿に自分を重ねる。あるときは自らを奮い立たせ、またあるときは何かを決断するきっかけとする。競馬馬は、賭け金や人の欲望だけでなく、「思い」や「人生」すらをも背負って走る。 この本においては、若干のネタバレになるが、旅路の果て…華々しいハッピーエンドはない。思いをかけた馬が勝てなかったり、悲しい最後を迎えたりする、その結果、思いを託した人間も、筆者の前から姿を消す…とか、どこかで、華やかさとは程遠く、細々と生きている…。 競馬は人生のようであり、また、人生は競馬のようである。 ウマ娘から…と冒頭に書いた。本書を通じ、新たに競馬の面白さ、深さ、魅力(、罪深さ)を知り、より好きになってもらえるのでは…。無論、人によっては、ウマ娘で描かれる「スターライフ」とは程遠い「現実」の前に嫌になってしまうかもしれないが、それも含めて、競馬、すなわち、それも含めて人生なのである。 久々の寺山修司作品、たっぷりと堪能させていただきました。

Posted by ブクログ