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ブラックバードの歌
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | あすなろ書房 |
発売年月日 | 2023/10/21 |
JAN | 9784751531761 |
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ブラックバードの歌
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世界中に満ちている音楽を聴きとることができ、フルートを奏でることを生きがいとしていたアニーだったが、事故で指をけがしてしまう。アニーは、失望、苛立ち、恐れ、諦めを抱きながら毎日を送り、心はすさみ、母にも冷たく接してしまう。そんなある日、アニーは藪が生い茂る空き地でノアに出会う。ノ...
世界中に満ちている音楽を聴きとることができ、フルートを奏でることを生きがいとしていたアニーだったが、事故で指をけがしてしまう。アニーは、失望、苛立ち、恐れ、諦めを抱きながら毎日を送り、心はすさみ、母にも冷たく接してしまう。そんなある日、アニーは藪が生い茂る空き地でノアに出会う。ノアは卵を暖めているクロウタドリ(ブラックバード)を世話し、見守っていた。クロウタドリが奏でる鳴き声に魅せられるうち、アニーは自分の中にある音楽への思いを取り戻していく。 「わたしたちはどちらも、もう一度、音楽を見つけなければいけなかったんだ。それは怒りと痛み、悲しみにおおわれて、一度はかくれてしまっていたけれど、わたしたちはとりもどした。もう手ばなさない。 これこそが魔法だ。」 自分の大切なものを失ってしまったときに抱く怒りや悲しみの深さ。誰かにあたってしまう気持ち。そして、それでも前に進もうとする勇気、そのために必要な出会いや愛情が描かれている。 短い物語だが、アニーの繊細な感情が丁寧に味わい深い言葉で描かれているし、ノアやお母さんとの気持ちのぶつかりや結びつきを豊かに感じることができる。 「いつだって、やろうとしない方が楽だよね」というノアの言葉がずしりと響いた。
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アニーは自動車事故で腕を怪我し、片手が上手く動かなくなってしまった。大好きなフルートを吹けなくなり、リハビリにもやる気が出ず、何もかも投げやりになってしまう。引っ越し先で鬱々と過ごしていると、窓から見える公園の奥に誰かがかがみ込んでいるのが見えた。茂みの中から出てきた少年ノアは、...
アニーは自動車事故で腕を怪我し、片手が上手く動かなくなってしまった。大好きなフルートを吹けなくなり、リハビリにもやる気が出ず、何もかも投げやりになってしまう。引っ越し先で鬱々と過ごしていると、窓から見える公園の奥に誰かがかがみ込んでいるのが見えた。茂みの中から出てきた少年ノアは、アニーに美しい歌を歌うブラックバードを見せてくれる。歌に魅入られて毎日茂みに通うアニーだったが、何かに襲われてブラックバードは歌わなくなってしまう。アニーとノアは、それでも懸命にブラックバードの世話をする。 自然と音楽、そしてアニーの心の変化の描写がとても美しい作品。さすがカチャ・ベーレンだと思いました。自分を支えるほど大好きなものを失ったアニーのショックと虚ろな気分は読んでいて痛々しかったです。また、ノアの「いつだって、やろうとしないほうが楽だよね」というセリフにはっとさせられました。夢を追うのも、努力するのも、何だってやらないほうが楽。でもやらないと手に入らなかったり失ってしまったりするものもある。やらない理由を探すのが得意になってしまうと、何も手に入らなくなってしまいます。 哀しいブラックバードと傷付いたアニーが心を通わせていくシーンがとても美しく、シンフォニーを聴いてみたいと思いました。
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挿絵多くて文字少な目なので、あまり読書しない子どもにも読みやすいだろう。 なんだか既視感のある物語展開だなと思ったら「コーダ あいのうた」に似てると気づいた。
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