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狙撃手の祈り
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2023/10/20 |
JAN | 9784163917665 |
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商品レビュー
3.5
18件のお客様レビュー
一言で言うならば、家族愛である。犯罪はいかなる理由であれ許されるものではないが、犯罪に至るまでの葛藤や思いを知ると杓子定規にダメなものはダメだろうと思えない犯罪もあると感じてしまう。親が子を思う気持ちから犯してしまう罪が、その最たるものであろう。とにかく切ない思いになった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
実際の事件をもとに狙撃犯の悲哀を創作する。圭一の父青井修が生存していると分かるまでは、加藤充治やキムミンソンが犯人ならばあまりにベタだし、でも青山友康はいくらなんでも性格的にあり得ないし、そうするとやはりベタな二人のいずれかなわけで…、分かりません状態だった。なるほど重ね重ねの入れ替わりってことか。清野さん、本当に都合よいタイミングで亡くなってくださいました。最後の幕はなんか既定路線そのもので、ホッとしたような物足りないような。沙月の死を事件と切り離して病気に起因させちゃうのも違うでしょ、って思っちゃう。
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実際の事件をモチーフにした重厚な警察小説。しかもミュージシャンが一方の主人公なので、親近感が湧きます。ちょうど90年代が最初の事件当時なのでオアシスが出て来てぐっときます。 オウム事件、警察庁長官射殺事件。もう30年経つんですね・・・。
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