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教養としてのアントニオ猪木
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教養としてのアントニオ猪木

プチ鹿島(著者)

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教養としてのアントニオ猪木

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2023/10/18
JAN 9784575318333

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商品レビュー

4.3

4件のお客様レビュー

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2024/06/19

書名は狙って「教養としての」と付けたのだろう。 おそらく反応が違うのだ。 では中身が伴わないかと言うとそうでもない。ア ントニオ猪木の生き様、その「ストロングスタイ ル」を貫いた人生を考察しています。 つまりノンフィクションに近い訳で、それを「教 養としての」と表現したと思え...

書名は狙って「教養としての」と付けたのだろう。 おそらく反応が違うのだ。 では中身が伴わないかと言うとそうでもない。ア ントニオ猪木の生き様、その「ストロングスタイ ル」を貫いた人生を考察しています。 つまりノンフィクションに近い訳で、それを「教 養としての」と表現したと思えます。 果たして、アントニオ猪木とは何者であったので あろうか。 一人のプロレスラーの枠に収まらない、破天荒と も言える人生をこの本では一言であ表しています。 「遠くから見ているから魅力的だった」 一緒に生活していた近くの人たちは、猪木氏に振 り回されて大変だったろう、という結論に行き着 いています。 稀代のエンターテイナーであったアントニオ猪木 の全てが分かる一冊です。

Posted by ブクログ

2024/05/30

半信半疑で少し離れた距離から眺めるのが一番の楽しみ方。私がプロレス、いや、やはり猪木に抱いてきた思いをズバリと言い表わしてくれた気がする。

Posted by ブクログ

2024/02/10

「アントニオ猪木とは何だったのか」。多くのプロレスファンが散々語ってきたテーゼ。この書はそれを最も端的且つ的確に、それも分かりやすく解説している。 最終章とあとがきは、本書のまとめとしてかなり優秀な内容と構成になっている。新間寿の相変わらずの「愛憎」ぶりの不思議さを、あらためて分...

「アントニオ猪木とは何だったのか」。多くのプロレスファンが散々語ってきたテーゼ。この書はそれを最も端的且つ的確に、それも分かりやすく解説している。 最終章とあとがきは、本書のまとめとしてかなり優秀な内容と構成になっている。新間寿の相変わらずの「愛憎」ぶりの不思議さを、あらためて分析している。ここでわかったのは、「プロレスは勧善懲悪だ」という理論が間違っていたことだ。この理論は力道山時代や、ジャイアント馬場がメインイベンターだった頃まではそのとおりだったのかもしれない。そしてこれを越えていったのがアントニオ猪木だったということだ。プロレスにはベビーフェイス(善)とヒール(悪)がある。これらは絶対ではなく、しばしばヒールターン、ベビーターンが起こる。つまり「今日の友は明日の敵」「昨日の敵は今日の友」である。猪木は新日本プロレスでこれを実践し、且つ「正義の中の悪」「不正の中の善」という細部にまで落としこんだと言える。新間との関係性を見ると、まさにこのことをプロレス試合の外、社会や生活でまで実践していたのだと思う。その意味で新間は「猪木と最も手の合ったレスラー」だったのだ。 あらためて実感するのは、プロレスとは「勧善懲悪」ではなく、「この世界は、完全な善も、許されることはない悪も見つけられない、不確かな状態で動いている」ということを解説してくれる場所なのだ。 有田芳生は議員時代猪木と酒を飲んだことがある。その時猪木は注射(インスリン)をしながら酒を飲んでいた。284 『1976年のアントニオ猪木』のタイガー・ジェット・シンとの死闘の描写は、ラブシーンの描写にしか思えなかった189

Posted by ブクログ

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