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夢分けの船
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夢分けの船

津原泰水(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2023/10/11
JAN 9784309031286

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商品レビュー

3.3

14件のお客様レビュー

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2025/04/20

読んでからしばらく経ってから感想だけ書く。津原泰水先生の作品の中では凄く好きな方ではないかもと読んでいる最中は思った筈なのに読み終わってから何度も思い出してしまうのでやっぱり好きなんだと思う。印象的なシーンが多い。大きな蛾を二人で出そうとするシーン、目の不調のために回廊のような病...

読んでからしばらく経ってから感想だけ書く。津原泰水先生の作品の中では凄く好きな方ではないかもと読んでいる最中は思った筈なのに読み終わってから何度も思い出してしまうのでやっぱり好きなんだと思う。印象的なシーンが多い。大きな蛾を二人で出そうとするシーン、目の不調のために回廊のような病院に行くシーン、最後の岡山と主人公の別れのシーン。そして特徴的な文体。きっとまた読み返すと思う。

Posted by ブクログ

2024/08/30

うーん。明治の文体ってほどでもなかった。田舎からぼやっとした夢持って出てきた主人公が流されていく感じは今っぽい設定。

Posted by ブクログ

2024/08/05

2022年に急逝した津原泰水最後の長編。 「現代の青春小説を明治の文体で」というコンセプトで書かれた青春小説。確かに今は使われない仮名遣いや漢字が多く難渋。さらに主人公が新居浜出身ということで方言が多用されているのは、私には馴染みがあるから問題なく読めたけれど、そちらにも苦労す...

2022年に急逝した津原泰水最後の長編。 「現代の青春小説を明治の文体で」というコンセプトで書かれた青春小説。確かに今は使われない仮名遣いや漢字が多く難渋。さらに主人公が新居浜出身ということで方言が多用されているのは、私には馴染みがあるから問題なく読めたけれど、そちらにも苦労する読者は多いだろうと思う。 夢を追って田舎から東京へ出てきた主人公・修文の日常を、入居した部屋に現れるという噂の幽霊のエピソードを絡めながら描く物語は、いつ何が起こるんだろうという期待を裏切りいつのまにか終わる。 でも青春一時期ってこんなものよねと、歳を重ねた今だからそう思うし、何も起きないその日々が、今となっては人生いち輝いていて、妙に懐かしく切ないものだということが胸に迫ってくる。 そしてこの内容を今の軽い文体で書かれたら、それこそ面白くなかったかもと思うと、この文体あってこその詩情が心地よかったという感想。

Posted by ブクログ