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妖怪談 現代実話異録 竹書房怪談文庫
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妖怪談 現代実話異録 竹書房怪談文庫

アンソロジー(著者), 加藤一(編著)

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妖怪談 現代実話異録 竹書房怪談文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 竹書房
発売年月日 2023/09/29
JAN 9784801937130

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妖怪談 現代実話異録

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2023/10/12

妖怪ってやはり存在するんやと確信した読書体験。 偉ぶって考察なんて出来ないとさとったのでワタシはあくまでも感想を書く。 『肉丸』案件を探し続けているので今回松本エムザ『我が子は神』がそれに近いと思われた。日本に帰りたくないと泣くのがあちらの世界からの干渉に思えた。 以下気になった...

妖怪ってやはり存在するんやと確信した読書体験。 偉ぶって考察なんて出来ないとさとったのでワタシはあくまでも感想を書く。 『肉丸』案件を探し続けているので今回松本エムザ『我が子は神』がそれに近いと思われた。日本に帰りたくないと泣くのがあちらの世界からの干渉に思えた。 以下気になったはなし。 正木信太郎『高度一万メートルの邂逅』やっぱり天狗っているんや~って会社で熱く語ってしまった。日本人で波長が会う人にしか見えないのかも。 神沼三平太『都心妖怪』河童はいると信じてるので半魚人も河童なのかもとは思う。河童は川にいて半魚人は海とか汽水域とかもしくは地下の水路に潜んだりしてるのではないか。村上春樹のヤミクロは半魚人なのでは?と妄想してる。 高田公太『見知らぬ川と見知らぬ祖母、そして緑』妖怪と来たらやはり河童なんですよね。見知らぬ祖母は前世の記憶だと思う。河童が普通に存在した頃の記憶。 高田公太『私は妖怪を見た!』のお気に入りは「車窓から」バスの窓から見た轆轤首はたぶん普段は人間界に馴染んだパンクの妖怪だったんでしょう。めちゃくちゃロマンある!! 蛙坂須美『木乃伊館』ひなびた温泉地って絶対妖しい。存在が赦される気がする。他人に危害を加えなければたぶん普通にいてもいいし。木乃伊館にある人魚のミイラはミンパクの展覧会で確かワタシも見たことある。めっちゃ怪しかった。夢の中で何回も同じ体験をするのは因果関係があるのかどうか。そもそも夢を記憶するってなかなか難しい事なのでそこに因果関係を見いだしたくなるのかもしれない。 つくね乱蔵『何かいる』ごみの中にいた目に見えない小さいモノを連れてきてしまう。果たして可愛いものならば許されるが、もし見えたときにヤバかったらどうなるのか不安になってしまった。 多故くらら『蛇精の菊』不思議なのはYさんが梁にいる白蛇に猿のような甲高い声を出したこと。猿と蛇は敵対しているものとしてあったのかどうか。猿に食われる夢絶対見たくない。 つくね乱蔵『お歯黒』なんでみんな心霊スポットにいくんだろう、そこでヤバいものを拾う人の何て多いことか。でもこれは心霊スポットと端からみたらわからない森に入ってでかい顔の女に取り憑かれたはなしなので妖怪だと思われる。でかい顔って千と千尋の神隠しみたいだな。 三雲央『都心の邂逅』人間界にとけこんだ妖怪たちは絶対いると思う。 ねこや堂『大頭』見えないふり、気がついてないふりをしないと干渉してくる。それは『肉丸』に通じるのかもしれない。向こう側のモノが意味がある言葉を発したら発動する何か。呪いの言葉。ひとつの単語が裏表色んな意味を含めてくる。 神沼三平太『辻の影』これはTwitterにも書きましたが、四辻の怪より近所の怪力おじさんのが気になって怖くて不思議でサムイボたちまくりました! 渡部正和『蟻浴』地中にいる怪物ってトレマーズかと思いましたよ! 内藤駆『あの作業所』土地がヤバい話だと思う。関西だし。どうしたって負がたまる場所があるってこと。ネコのクロがたぶん祓ってくれてたてことはこれもネコマタとか聖霊とかそういう存在だったのかも。 蛙坂須美『ちまりの話』ちまりがなんなのか読み終わってぞおおっとした。異界のはなし。どんなに歩いてもたどり着けないとか怖すぎる。こうやって異界に足を踏み入れて戻ってこれたひとはほんまにラッキーだと思う。 久田樹生『ゥフゥヌン ヮヌゥーノッ 奇譚ルポルタージュ』まるでクトゥルフみたいなはなしだと思った。こんな風に不思議と死が連続で起こるものなのだろうか?? どれもこれも妖怪や妖と言われる存在がこの世界にいるかも!?と思えてめちゃくちゃ興味深いです。

Posted by ブクログ

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