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スーツアクターの矜恃
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社インターナショナル/集英社 |
発売年月日 | 2023/09/26 |
JAN | 9784797674361 |
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
身内に仮面ライダー好きとウルトラ怪獣好きがいるので、ふと手に取った本。面白くなかったら途中でやめるつもりだったけど、面白くて最後まで読んでしまった。特撮ファンじゃなくても十分楽しめる。 苦労話ばかりではなく、外国との比較や、撮影手法や技術の進化、社会世相の中での変化など、とても興...
身内に仮面ライダー好きとウルトラ怪獣好きがいるので、ふと手に取った本。面白くなかったら途中でやめるつもりだったけど、面白くて最後まで読んでしまった。特撮ファンじゃなくても十分楽しめる。 苦労話ばかりではなく、外国との比較や、撮影手法や技術の進化、社会世相の中での変化など、とても興味深い。 古今東西、大人も子供もヒーローが大好き。これからも人々を魅了する作品を、そして世界に誇れる作品を生み出して欲しい くれぐれも安全面は十分配慮して欲しい。プライドと根性だけで体当たりする時代ではないので。
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2024年3月いっぱいで終了してしまった読売新聞のpodcastで、 担当記者が最後に訴えたのが、記者、というより個人の思い入れで書いたこの本。 「スーツアクター」? 初めて聞くことば。 でも、podcastで、仮面ライダーやウルトラマンの「中の人」を指す言葉であることを理解。 ...
2024年3月いっぱいで終了してしまった読売新聞のpodcastで、 担当記者が最後に訴えたのが、記者、というより個人の思い入れで書いたこの本。 「スーツアクター」? 初めて聞くことば。 でも、podcastで、仮面ライダーやウルトラマンの「中の人」を指す言葉であることを理解。 さてそれがどんな本になるのか、さほど期待せずに読んでみると、、、 前半は月光仮面、ウルトラマン、仮面ライダーが登場。 月光仮面は実写版はさすがに知らないが、ウルトラマンとライダーは世代ドンピシャ。 月光仮面はアニメで見たなあ。この本の対象外。 ウルトラマンとライダーの中の人として、古谷敏と藤岡弘、が登場。 え、藤岡弘は変身前の本郷猛であって中の人ではないのでは?? いや、当時は藤岡弘が中の人もやっていたのだ。 そしてバイクで事故に遭い、やむを得ず一文字隼人、仮面ライダー2号が登場、 そしてそれがV3以降のライダーシリーズのきっかけになる。 まさに怪我の功名! 主役が中の人になることもなくなり、より専門性が高まる。 てなあたりが一番ワクワクして読めた。 マグマ大使、スペクトルマンも登場したし。 そのあと戦隊ものになるとさすがにもう卒業していて、 ティガやアギトは娘の父親として見ていて、、、 でもこのあたり、ドラマのテイストが変わってきていて、 特にアギトはなんだかかっこよかった記憶がある。 スーツアクターも大野剣友会からJACに変わり、 動きも洗練されてくる。 スーツは軽量化されるが、 テレビの高精細さに伴い、いい加減なつくりではいけなくなり、 別の意味で重くなる。 視界の悪さは相変わらず。 目で見ず、体で感じて動かなくてはいけない。 大変な仕事。危険な仕事。 しかし、彼らスーツアクターは体を張る。 外国では評価が高いが、 日本では人気も給与も低い。 何が彼ら、そしてごくわずかの彼女らをそれでもスーツアクターにさせるのか。 ・・・ヒロインも男性がやることが多いそうな。しぐさ、格好も苦労するようで。 特撮物の予算規模が日本とアメリカでは全く違うため、 あちらがCGでやるところも、日本は人間がやらざるを得ない。 彼らの出番はまだまだある。 夢中になって見ていた特撮ヒーロー。 最近のウルトラマンはなんだかロボットみたいで好かないけど、 子供たちのあこがれであり続けてほしいものだ。
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日本で独自に発展を遂げた スーツアクターのプロの技や 特撮の舞台裏が興味深い。 一点、残念なのは著者の「自分大好き」感が鼻につくこと。脇役に徹して欲しかった。
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