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スーツアクターの矜恃 の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2024/05/06

身内に仮面ライダー好きとウルトラ怪獣好きがいるので、ふと手に取った本。面白くなかったら途中でやめるつもりだったけど、面白くて最後まで読んでしまった。特撮ファンじゃなくても十分楽しめる。 苦労話ばかりではなく、外国との比較や、撮影手法や技術の進化、社会世相の中での変化など、とても興...

身内に仮面ライダー好きとウルトラ怪獣好きがいるので、ふと手に取った本。面白くなかったら途中でやめるつもりだったけど、面白くて最後まで読んでしまった。特撮ファンじゃなくても十分楽しめる。 苦労話ばかりではなく、外国との比較や、撮影手法や技術の進化、社会世相の中での変化など、とても興味深い。 古今東西、大人も子供もヒーローが大好き。これからも人々を魅了する作品を、そして世界に誇れる作品を生み出して欲しい くれぐれも安全面は十分配慮して欲しい。プライドと根性だけで体当たりする時代ではないので。

Posted byブクログ

2024/04/25

2024年3月いっぱいで終了してしまった読売新聞のpodcastで、 担当記者が最後に訴えたのが、記者、というより個人の思い入れで書いたこの本。 「スーツアクター」? 初めて聞くことば。 でも、podcastで、仮面ライダーやウルトラマンの「中の人」を指す言葉であることを理解。 ...

2024年3月いっぱいで終了してしまった読売新聞のpodcastで、 担当記者が最後に訴えたのが、記者、というより個人の思い入れで書いたこの本。 「スーツアクター」? 初めて聞くことば。 でも、podcastで、仮面ライダーやウルトラマンの「中の人」を指す言葉であることを理解。 さてそれがどんな本になるのか、さほど期待せずに読んでみると、、、 前半は月光仮面、ウルトラマン、仮面ライダーが登場。 月光仮面は実写版はさすがに知らないが、ウルトラマンとライダーは世代ドンピシャ。 月光仮面はアニメで見たなあ。この本の対象外。 ウルトラマンとライダーの中の人として、古谷敏と藤岡弘、が登場。 え、藤岡弘は変身前の本郷猛であって中の人ではないのでは?? いや、当時は藤岡弘が中の人もやっていたのだ。 そしてバイクで事故に遭い、やむを得ず一文字隼人、仮面ライダー2号が登場、 そしてそれがV3以降のライダーシリーズのきっかけになる。 まさに怪我の功名! 主役が中の人になることもなくなり、より専門性が高まる。 てなあたりが一番ワクワクして読めた。 マグマ大使、スペクトルマンも登場したし。 そのあと戦隊ものになるとさすがにもう卒業していて、 ティガやアギトは娘の父親として見ていて、、、 でもこのあたり、ドラマのテイストが変わってきていて、 特にアギトはなんだかかっこよかった記憶がある。 スーツアクターも大野剣友会からJACに変わり、 動きも洗練されてくる。 スーツは軽量化されるが、 テレビの高精細さに伴い、いい加減なつくりではいけなくなり、 別の意味で重くなる。 視界の悪さは相変わらず。 目で見ず、体で感じて動かなくてはいけない。 大変な仕事。危険な仕事。 しかし、彼らスーツアクターは体を張る。 外国では評価が高いが、 日本では人気も給与も低い。 何が彼ら、そしてごくわずかの彼女らをそれでもスーツアクターにさせるのか。 ・・・ヒロインも男性がやることが多いそうな。しぐさ、格好も苦労するようで。 特撮物の予算規模が日本とアメリカでは全く違うため、 あちらがCGでやるところも、日本は人間がやらざるを得ない。 彼らの出番はまだまだある。 夢中になって見ていた特撮ヒーロー。 最近のウルトラマンはなんだかロボットみたいで好かないけど、 子供たちのあこがれであり続けてほしいものだ。

Posted byブクログ

2024/01/03

日本で独自に発展を遂げた スーツアクターのプロの技や 特撮の舞台裏が興味深い。 一点、残念なのは著者の「自分大好き」感が鼻につくこと。脇役に徹して欲しかった。

Posted byブクログ

2023/12/07

実際のスーツアクターの方達の体験談などが多く載っていて読みやすかったです。前から特撮作品は好きだったのですが、この本を読んでまた別の視点から見ても面白いかもなと思いました。現在はYoutubeで配信中のバトルフィーバーJやオーレンジャーなどがあるのでそこら辺も注目していこうかなと...

実際のスーツアクターの方達の体験談などが多く載っていて読みやすかったです。前から特撮作品は好きだったのですが、この本を読んでまた別の視点から見ても面白いかもなと思いました。現在はYoutubeで配信中のバトルフィーバーJやオーレンジャーなどがあるのでそこら辺も注目していこうかなと。新しいことに気づかせてくれた素晴らしい一冊だと思います。

Posted byブクログ