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トルコ怪獣記 河出文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2023/09/06 |
JAN | 9784309419862 |
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トルコ怪獣記
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商品レビュー
4
14件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2000年代中頃の話。トルコのワン湖でネッシー型巨大生物UMA(未確認不思議動物)ジャナワールを追う。目撃者を探してインタビュー。胡散臭い、つまり殆ど嘘がバレバレの証言ばかりに落胆し、湖を一周しながら目撃しそうな地元民にも取材をかける。「見た」「そんなものはいない」・・。クルド人問題をめぐる「陰謀」も絡まりながら、一行はフェイクだったという結論に辿り着く。 そしてワン湖を後にしようとしていたその瞬間、彼らは見た。謎の巨大物体を、彼ら自身が見た。正体を確かめるために、著者自身がとりあえず手に入った子ども用のビニールボートに乗り湖に漕ぎ出す。前日に確かに「いた」あたりを捜索するが何もない。湖の水が、深く静かにあるだけだった。 ビデオも写真もある。しかし、未だ正体はわからない。 全部読み終わって、元本「怪獣記」(講談社)を書棚に発見。2010年に読んでいた。忘れていたけど。最後まで読んでなんとなく、あれっ・・・という感じ。元本にはカラー写真多数、地図もあっていい。再文庫化でそれらが抜け落ちたのは残念。
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青春ってこうゆうことかな。 本気で突き詰めるってことをこんなに愉快に教えてくれる大人って他にいないと思う。 脱力しつつも、いつだって全力。 ジャナワールを目の当たりにしたら、どう思うかな。
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2015年に既に読んでいた『怪獣記』を改題したものだった。しかし、既読感がなく楽しめた。単に忘れていただけだが……。本書のカバー写真は、結末を読むとジワジワ面白さを感じる。著者が偶然新婚旅行で訪れたワン湖。そこで目撃されたというジャナワールを追って、高野、末澤、森トリオが、現地ガ...
2015年に既に読んでいた『怪獣記』を改題したものだった。しかし、既読感がなく楽しめた。単に忘れていただけだが……。本書のカバー写真は、結末を読むとジワジワ面白さを感じる。著者が偶然新婚旅行で訪れたワン湖。そこで目撃されたというジャナワールを追って、高野、末澤、森トリオが、現地ガイド・エンギンとドライバー兼ジャーナリスト・イヒサンと共に怪獣調査をした。トルコの政治問題、特にクルド人問題のリポートも興味深い。だが、白眉はワン湖南岸で謎の物体を目撃したことだろう。解説が調査に同行した末澤くん。これも良かった。
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