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9月9日9時9分 小学館文庫
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9月9日9時9分 小学館文庫

一木けい(著者)

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9月9日9時9分 小学館文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2023/09/06
JAN 9784094072891

9月9日9時9分

¥220

商品レビュー

3.4

8件のお客様レビュー

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2024/12/19

タイからの帰国子女の主人公の初恋のお相手がDVを理由に姉と離婚した男の弟だったというお話でここだけ書くと許されない恋系の青春恋愛小説みたいな感じ(実際そうなのだけど)ですが、DVのところを割と掘り下げて描いていて、そこにタイの文化的なサイドストーリーが絡むというちょっと不思議な小...

タイからの帰国子女の主人公の初恋のお相手がDVを理由に姉と離婚した男の弟だったというお話でここだけ書くと許されない恋系の青春恋愛小説みたいな感じ(実際そうなのだけど)ですが、DVのところを割と掘り下げて描いていて、そこにタイの文化的なサイドストーリーが絡むというちょっと不思議な小説でした。 主人公の言動に冷や冷やする場面が多くて結構体力を奪われる作品だったな。

Posted by ブクログ

2024/12/03

恋愛要素は私の中ではあくまでもオマケ的な感じで 自分と他者との境界線や 自己認識を得る時に起こる痛みを丁寧に書いた本だと感じた。 救済を受け入れて、助けてもらうのも勇気がいる事だよな。 差し伸べてもらった手を握れるのは 本当に助けを求めてる自分を知ることから始まるんだと、しみじ...

恋愛要素は私の中ではあくまでもオマケ的な感じで 自分と他者との境界線や 自己認識を得る時に起こる痛みを丁寧に書いた本だと感じた。 救済を受け入れて、助けてもらうのも勇気がいる事だよな。 差し伸べてもらった手を握れるのは 本当に助けを求めてる自分を知ることから始まるんだと、しみじみ思う。 タイでの様子や現地の人たちの描写にとても愛があって、きっと作者はタイに特別な思いがあるんだろうなと想像した。

Posted by ブクログ

2024/10/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タイトルに因んで、9月9日に読みました。 ロミオとジュリエット現代版なような作品です。 互いに想い合いながらも、互いの背景が、家族がそれを許さない、でも好きな気持ちは抑えられない、そんな状況に感情移入してしまい、泣きました。

Posted by ブクログ