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すべての人にいい人でいる必要なんてない
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すべての人にいい人でいる必要なんてない

キム・ユウン(著者), 西野明奈(訳者)

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すべての人にいい人でいる必要なんてない

定価 ¥1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 かんき出版
発売年月日 2023/09/05
JAN 9784761276898

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商品レビュー

3.1

11件のお客様レビュー

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2025/02/10

1. 感情の受容 - 涙と悲しみの重要性: 本書では、感情を押し込めるのではなく、時には涙を流すことが必要であると述べられています。悲しい気持ちを抱えたまま生きることは、時に心に大きな負担を与えるため、感情を外に出すことが重要です。 - 幼少期の体験: 幼い頃の怪我の例を通じて...

1. 感情の受容 - 涙と悲しみの重要性: 本書では、感情を押し込めるのではなく、時には涙を流すことが必要であると述べられています。悲しい気持ちを抱えたまま生きることは、時に心に大きな負担を与えるため、感情を外に出すことが重要です。 - 幼少期の体験: 幼い頃の怪我の例を通じて、痛みを感じることが成長の一部であることが示されています。痛みから立ち上がり、前に進む力を学ぶことが強調されています。 2. 逆境への対処 - 試練の中での成長: 家族の健康問題や試験の不合格など、人生の試練に直面した際の心情が描かれています。困難を乗り越える過程で、自分自身を見つめ直すことができるとされています。 - 時間の経過と心の回復: 時間が経つことで、心の傷は癒されるというメッセージがあり、どんなに辛い時期でも、最終的には元気になれるという希望が示されています。 3. 人間関係の重要性 - 信頼できる友人との関係: 本書では、互いに支え合う友人との関係がどれほど大切であるかが強調されています。信頼し合える関係は、困難な時期において特に貴重です。 - 感情を分かち合うことの価値: 友人と共感し合うことで得られる安心感や支えの大切さに触れています。心の中の感情を共有することで、孤独感が薄れることが強調されています。 4. 自己の理解と成長 - 自分自身を愛すること: 自分の過去や現在を受け入れ、自己を愛することの大切さが強調されています。自分を大切にすることで、他者との関係も豊かになるとされています。 - 小さな幸せの積み重ね: 日常生活の中での小さな幸せや、身近なものへの愛着が大切であることが描かれています。生活の中での喜びを見つけることが、心の豊かさにつながるとされています。 5. 愛と別れ - 愛の本質: 愛は永遠ではなく、別れが伴うこともあると述べられています。しかし、別れは新たな出発でもあり、愛は形を変えて続いていくものであるというメッセージがあります。 - 思い出の大切さ: 過去の愛や思い出を大切にし、その経験から学ぶことが重要であるとされています。愛は失われても、思い出として心に残り続けるという視点が強調されています。 結論 本書は、感情を受け入れ、人間関係を大切にし、自己成長を促す内容となっています。逆境を乗り越え、小さな幸せを見つけることが、人生の質を高めるために不可欠であると訴えています。読者に対して、心の豊かさと人とのつながりの重要性を再認識させるものとなっています。

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2024/05/13

私の長年の悩みが和らぐような、刺さる言葉がたくさんあった。♯01今日も一日、よく耐え抜いたきみへ、の項が特に響いた。無理にポジティブ思考に引っ張る内容ではないところが良い。読み終わった時には、もっとわたし自身を大切にしてあげなきゃと感じた。目次にはかなり細かくタイトルが書かれてい...

私の長年の悩みが和らぐような、刺さる言葉がたくさんあった。♯01今日も一日、よく耐え抜いたきみへ、の項が特に響いた。無理にポジティブ思考に引っ張る内容ではないところが良い。読み終わった時には、もっとわたし自身を大切にしてあげなきゃと感じた。目次にはかなり細かくタイトルが書かれているので、悩んだ時に、ふと開けるようになっているのもまた良い。

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2024/05/05

とある気怠い午後、友人からのライン。泣いているスヌーピーのスタンプと共に一言。 「海を見に行こう。」 特に予定のなかった僕は「OK」と短い返信をした。 当日は快晴。夕方から海の見える銭湯でのんびりして夕飯をとり、その後夜の明石大橋を眺めに行く事にした。 運転するのはいつでも僕だ...

とある気怠い午後、友人からのライン。泣いているスヌーピーのスタンプと共に一言。 「海を見に行こう。」 特に予定のなかった僕は「OK」と短い返信をした。 当日は快晴。夕方から海の見える銭湯でのんびりして夕飯をとり、その後夜の明石大橋を眺めに行く事にした。 運転するのはいつでも僕だ。但し車は僕のじゃない。友人は有名なパン屋の息子で、乗っている車はレンジローバー、恐らく800万はする高級車だ。 それをいつも惜しげも無く僕に運転させてくれる。僕はこのハイオク車が大好きだ。 高級な革張りのシートは何時間運転しても疲れないし、フットブレーキも自動でかかるのでひと手間を減らせる。 何よりも気に入っているのはエンジンがかかると同時に上昇してくるダイヤル式のシフトだ。 これを回して意のままに車を走らせているとまるで宇宙船を操縦している気分になる。 その日、神戸に向かう阪神高速は空いていて僕は上機嫌に銀の宇宙船を走らせていた。 未だ灯りのついていないテールランプに低くなってきた太陽の光が反射して心地良い。 彼の繋いだBluetoothからは懐メロが絶え間なく流れている。 好きな曲がかかったので何となく口ずさんでいるとそれが終わるのを待って彼が口を開いた。 「元カノがやたら連絡をしてくるんだよね」 彼と彼女は1年前に別れている。理由は彼にもよく分からない。たった1ヶ月で彼は振られてしまった。初めてできた彼女だっただけに、告白してOKを貰った時は本当に喜んでいた。 今度3人でご飯いこうねと話していたのだが、結局それは実現しなかった。 その彼女が、未だ友人としては彼と付き合いたいと願っており彼の方もそれを受け入れてはいるものの、中々新しい出会いに向けて行動する事が出来ずにいるようだ。 「ユキみたいに小説でも読めば前に進むヒントが貰えるんかな」 僕は急ぎ最初に通ったパーキングエリアに車を乗り入れた。 生憎、僕は今の彼の手助けになるような本は所持していなかったが、丁度オーディブルの99円キャンペーンに入った所だった。 僕の携帯にBluetoothを繋ぎ直し前から気になっていた作品を再生する。 友人は優しすぎるのが欠点だ。もう少し自分の事を優先しても良いと前から思っていたし、そんな彼の良さを分かってくれる女性はきっと他にいるはずだ。何かこの作品が彼の手助けになれば…。 再び高速道路に車を戻すと、僕達は音響の整ったカーステレオから流れる優しい女性の声に耳を傾けながら、明石の海へ向けてなるべくゆっくりと走って行った。 ----エピローグ--- 明石大橋のライトアップは時おり淡く色を変えて僕達の心を和ませてくれる。 この頃には1.7倍速で全て聞き終えていた。 「女って難しいわ」 「いや、男も難しいよ…」 「まあ俺も拗らせてるしな…」 「ところでさ、さっきの作品…」 「多分同じ事考えてるよな」 「「全く内容が頭に入ってこなかった」」 以上、短編エッセイでした笑 いや本当に、ビックリするくらい、何も覚えてません… 本棚登録も止めておこうかと思ったんですが、ここまで記憶に残らないのも凄いので記念に。 友人には別の何かを探すことにします。

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