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ヴァンプドッグは叫ばない
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ヴァンプドッグは叫ばない

市川憂人(著者)

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ヴァンプドッグは叫ばない

定価 ¥2,090

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2023/08/31
JAN 9784488028992

ヴァンプドッグは叫ばない

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商品レビュー

4.1

51件のお客様レビュー

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2024/10/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まず、絶対に過去作を読んでからの方がいいです! 特にシリーズ4作目『ボーンヤードは語らない』内の「レッドデビルは知らない」を読んでからだとヴィンセント・ナイセルかどういう男か分かるのでおすすめです! 良かったところ ・デレクとヘスターの関係性と真実 ・ヴィンセント・ナイセルが黒幕(ラスボス)確定? ・これまでのシリーズの主要キャラが総登場 (特にアイリーンとマリアが良い友達になってるのが◎) ・チャプター毎に変わる緊張感 ここが難しい! ・今回はDNAと狂犬病ウィルスの話 (結構調べながら読み進めた…マリアの存在に感謝) このシリーズは本当に題材がいつも難しい!けど、マリアの役回りのおかげで簡単で理解しやすいものに変換されているから助かる。 ヴィンセントが最後に言った「シカーダ」という名前も気になる。

Posted by ブクログ

2024/10/20

マリア&漣シリーズ5作目。 20年前の連続殺人犯「ヴァンプドッグ」が拘束されていた研究所から脱走し、過去の手口と同様の連続殺人が起こる。時を同じくして現金輸送車襲撃事件が起こり、逃走した犯人5人が隠れ家として潜伏した館でも同様の手口で殺人事件が起こる。厳戒態勢が敷かれた市内と閉ざ...

マリア&漣シリーズ5作目。 20年前の連続殺人犯「ヴァンプドッグ」が拘束されていた研究所から脱走し、過去の手口と同様の連続殺人が起こる。時を同じくして現金輸送車襲撃事件が起こり、逃走した犯人5人が隠れ家として潜伏した館でも同様の手口で殺人事件が起こる。厳戒態勢が敷かれた市内と閉ざされた館、すべての犯行は脱走したヴァンプドッグの仕業なのか。2つの事件の被害者たちのミッシングリンクは…? マリア&漣が挑む最大の難事件。 上下二段になっていてかなりのボリュームだったけど先が気になってどんどん読めた。相変わらずマリアと漣のやりとりが楽しい。館での殺人はミステリの王道展開でワクワクしてしまった。最後までマリアの張った二重三重の罠に翻弄されたけど、最終的には一番怪しいと思っていた人物が真犯人でした。 今回も偶然や博打要素が多すぎて犯人の自白を読んでもなるほどスッキリ~とはいかない部分が多かった。マリアのたくさん傍点打ってある推理もいまいちピンとこず…いつもこのシリーズはちょっとだけもやもやが残る。…とはいえ全体を通してみるとやっぱり面白いから新刊出てたら読んじゃうんですが。 過去作の登場人物が結構重要なポジションで出てくるのでこのシリーズは絶対順番に読んだ方がいいと思います。特に「ボーンヤード」の「レッドデビルは知らない」は必読。まぁほぼ忘れてしまっているのですが…レビューに「刑事になったマリアがヴィンセントを法の下で裁く話が見たい。」って書いてたので、今後そういう展開になっていくのかなと期待。(こういうとき覚書としてレビュー書いててよかったと思う)

Posted by ブクログ

2024/10/12

物語始めからその存在感が大きすぎたヴァンプドッグ。物語序盤で名前の意味はわかるが、物語の最後までそのことが事件の根幹に関わってくる。次々と犠牲者が出てくるため、不謹慎だが読む側としてはずっとはらはらしてわくわくが止まらない。事件の思いもよらない結末と異常な殺人鬼の驚くべき真実が読...

物語始めからその存在感が大きすぎたヴァンプドッグ。物語序盤で名前の意味はわかるが、物語の最後までそのことが事件の根幹に関わってくる。次々と犠牲者が出てくるため、不謹慎だが読む側としてはずっとはらはらしてわくわくが止まらない。事件の思いもよらない結末と異常な殺人鬼の驚くべき真実が読者を待ち受けている。今回も完全にしてやられた。

Posted by ブクログ

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