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魔女のあとおし コミックエッセイ
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
| 発売年月日 | 2023/08/23 |
| JAN | 9784344041011 |

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商品レビュー
4.4
11件のお客様レビュー
漫画のようで読みやすい 迷った時困った時そっと魔女と猫が現れて背中を押してくれる それは子供の頃夢見ていたもの 大切にして来たもの
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久しぶりに優しい物語を読んだ。 最初「魔女のあしあとってなんだ…?」と勘違いしてたけど、「あとおし」(後押し)ね。 可愛い絵柄で、カラフルであったかい漫画。 1巻完結でまとまっており、空気感が素敵。 人より秀でたところがない田中桃子。 35歳看護師で、いい人であることだけが自分...
久しぶりに優しい物語を読んだ。 最初「魔女のあしあとってなんだ…?」と勘違いしてたけど、「あとおし」(後押し)ね。 可愛い絵柄で、カラフルであったかい漫画。 1巻完結でまとまっており、空気感が素敵。 人より秀でたところがない田中桃子。 35歳看護師で、いい人であることだけが自分の価値だと考えている彼女が本作の主人公。 ある日夢で出てきた子どもの魔女と黒ネコとの出会いで彼女は「あとおし」され、少しずつ現実世界でも変わり始めていく。 傍から見たら、彼女はとても魅力的で応援したくなるけど、桃子にとっては自分に価値がないと考えているところがもどかしい。 でも、もしかしたらそれって読んでいる自分もそうなんじゃないか、と自惚れてしまう。 自分の価値を感じないと思うことも多い。 けどそれって他人から見たら全然気にする必要のないことで、価値価とは得てして絶対的なものではないよなと読みながら思った。 魔女は「あとおし」をするけど、実際に勇気を出して行動するのは彼女。 他者からの助言を素直に取り入れる桃子の心は美しい。 なんだかとっても元気をもらえる作品だった。
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田中 桃子(たなか ももこ)さんは35歳の看護師さんです。 人よりも勉強ができない、人よりも運動ができない、人よりも可愛くない。 そう思って生きてきた桃子さんは、「いい人であること。」だけが自分を守ることだと信じて、人からの頼まれごとを断れずに生きてきました。 本当は可愛...
田中 桃子(たなか ももこ)さんは35歳の看護師さんです。 人よりも勉強ができない、人よりも運動ができない、人よりも可愛くない。 そう思って生きてきた桃子さんは、「いい人であること。」だけが自分を守ることだと信じて、人からの頼まれごとを断れずに生きてきました。 本当は可愛い服を着てみたいけど、似合わないと思って手を出せないし、忙しさにかまけて料理もしないで、毎日コンビニ弁当を食べてビールを飲んで録画したドラマをみて漠然と暮らしています。 ある日、そんな桃子さんの夢に小さな魔女が現れます。魔女は黒猫を連れていました。 占い師のようにテーブルについている魔女。テーブルクロスにはこう書かれていました。 「魔女のあとおし」 魔女は何故か関西弁で桃子さんに話しかけます。 「服、地味なん、なんで?」 「大きくなったら花柄の服着たいって思ってたやろ。」 「似合うよ。きっと可愛い。ウチにはわかる。」 桃子さんは、魔女の言葉にあとおしされて、花柄のスカートを買いにいきます。 そして、職場で「可愛い」と言われ、桃子さんは思うのでした。 「ここから一歩ずつ 自分を好きになりたい」 それから、桃子さんは夢の中で魔女に教えられて料理を作ったり、自分だけの秘密基地でチョコレートを食べて癒されたり、女王のような美しい猫に出会ってピンと背筋を伸ばして生きる姿勢を身に付けたりしながら、少しずつこれまで見ようとしていなかった自分が本当にやりたいことを見つめるようになっていきます。 そして、魔女は桃子さんにほうきを手渡し、飛ぶ練習をさせてこう言います。 「もし…これから先、やりたいことに出会ったら、思いっきり、思いっきりジャンプするんや。」 ここまで読んだわたし(みのり)は、不思議と涙が込み上げてきました。。。 「あとがき」の最後に作者の中山 有香里(なかやま ゆかり)さんは、こう書いています。 「この本を読んで何かあなたの気持ちを少しでもあとおしできたなら、それが私の使える魔法だったんじゃないかと思う。」 実は自分に自信を持てずに気おくれがちに生きている、わたしのようなあなたにオススメします♡
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