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私を喰べたい、ひとでなし(7) 電撃C NEXT
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私を喰べたい、ひとでなし(7) 電撃C NEXT

苗川采(著者)

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私を喰べたい、ひとでなし(7) 電撃C NEXT

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2023/08/25
JAN 9784049151961

私を喰べたい、ひとでなし(7)

¥550

商品レビュー

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2023/09/06

巻頭のあらすじ4コマ、確かにその通りのストーリーなんだけど、テンポ良すぎてもはや笑うしか無い… こう見ると、汐莉って無邪気に酷いな…。いや、比名子を生かす意味では正しいんだけどさ(笑) 汐莉との擦れ違いは明白となり比名子に生きる気力はない。それでも彼女を騙し続けてきた汐莉は生...

巻頭のあらすじ4コマ、確かにその通りのストーリーなんだけど、テンポ良すぎてもはや笑うしか無い… こう見ると、汐莉って無邪気に酷いな…。いや、比名子を生かす意味では正しいんだけどさ(笑) 汐莉との擦れ違いは明白となり比名子に生きる気力はない。それでも彼女を騙し続けてきた汐莉は生きて欲しいと願う 折り合わない両者の着地点を見出す為の会話なのだけど、そもそもの価値観が大いに異なるからちょっとした言葉でも届かせるのが難しい 汐莉に出来るのはひたすらに妥協する事。…だからって最終的な結論がそんな着地を見せるなんてなぁ… 二人を最初に結びつけたのは約束だった。なら対話を不成立としたままで出来るものなんてやっぱり約束しか無くて 汐莉にとっての希望は比名子にとっての絶望だから通らず、比名子にとっての希望は汐莉にとっての絶望だから通せる。どうしようもない擦れ違いを肯定してしまった約束 時間稼ぎにしか成らない欺瞞は二人に何を齎せるのだろうね どうであれ、二人は道を定めてしまった。比名子を守りたい美胡にとっては頭の痛い事態。比名子を主体としつつ、三人の雰囲気を執り成そうとする彼女の労力には頭が上がらないね このどうしようもない状況での変化を一つ上げるなら比名子が仮初めでも今を楽しもうとし始めた事だろうか その先に有るのは死であっても、心持ちを変えようとしている。それは楽しめない筈の旅行の楽しみを彼女に思い出させるものに 通常であれば吉兆として扱えるそれもいずれ絶望に繋がると思うと心安らかに見守れないのが辛い…… ラストに登場したのは美胡が話題に上げていた化狸だったりするのかな?

Posted by ブクログ

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