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「我がまち」からの地方創生 分散型社会の生き方改革 平凡社新書1035
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「我がまち」からの地方創生 分散型社会の生き方改革 平凡社新書1035

石破茂(著者), 神山典士(著者)

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「我がまち」からの地方創生 分散型社会の生き方改革 平凡社新書1035

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 2023/08/16
JAN 9784582860351

「我がまち」からの地方創生

¥605

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2024/08/03

石破茂が地方創生について語るのかなと思ったが、その内容はごく僅か。本書の大部分は、地方創生の事例紹介。それで目的を果たせる人もいるだろうが、石破節を期待していた私には少し物足りなさも。と思ったが、ジワジワと噛めば噛むほど滲み出るような石破目線を発見して嬉しくなる。別に石破茂ファン...

石破茂が地方創生について語るのかなと思ったが、その内容はごく僅か。本書の大部分は、地方創生の事例紹介。それで目的を果たせる人もいるだろうが、石破節を期待していた私には少し物足りなさも。と思ったが、ジワジワと噛めば噛むほど滲み出るような石破目線を発見して嬉しくなる。別に石破茂ファンではないのだが、彼のマニアックな面が好きなので。 ー 地方創生の現場では「よそ者・ばか者・若者」が必要とよく言われます。これは、地元にずっと住んでいる方々だけでは気づくことのできない視点を取り入れる必要があるということ。 で、石破茂が滋賀県をプロデュースするならという話に。滋賀には、すごく特徴があって、国宝とか重要文化財の数で言うと、東京、京都、奈良に吹いで全国四位。日本一綺麗な観音様も滋賀にあり、十一面観音の事だが、すごく綺麗だと。文学でも、琵琶湖を題材にした作品はすごくたくさんある。井上靖の晩年の作品で「星と祭」というのは琵琶湖を舞台にした名作。三島由紀夫の作品では、昭和二〇年代の滋賀の紡績工場での大労働争議があって、それを題材にした「絹と明察」。 博識というか、こうした基礎知識、周辺知識によってその土地に興味が向くのは、キッカケとして有効だ。 滋賀県は武将巡りをしても面白い。 ー たとえば戦国時代の武将巡りを考えるなら、石田三成の親友で大谷形部(吉継)のファンはけっこういるんです。刑部を巡るルートは滋賀県以外のどこでもできないんです。それもやったらいいと思うなぁ。あるいは石田三成がここから琵琶湖を眺めただろうとか、明智光秀がここから奥さんと一緒に琵琶湖を見ただろうなぁとか。そういう体験ができるのは滋賀県以外にはないですからね。 この良さをどう周知していくか。何気ない風景は、まるで通り過ぎるだけの他人のようだが、その人となりを知り交流が始まれば、一気に彩りが鮮やかになるものだ。知ることが充実を齎すのだという事がよく分かる。

Posted by ブクログ

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